金沢駅前にそびえたつホテル日航金沢。
1階のティールームでは、ただいま桜アフタヌーンティーが楽しめます。
正面玄関の左側、大通りから入るならすぐ右手にあるファウンテン。
ここで供されるアフタヌーンティーは、テーマが毎月変わることをご存知でしょうか。
ちなみに3月は苺で、4月は桜。どっちもピンクで似たような感じですが、あえていえば苺は洋で、桜は和でしょうか。
この3段重ねの設えを見るだけで、気分はブリティッシュ?
年代を問わず、女心を鷲掴みにされます。
お茶は、紅茶、フレーバーティ、コーヒーなど、10種類くらいから選べます。
コーヒー以外はポットで持ってきてくれますが、飽きたら違う茶葉に替えてもらえます、何度でも!(ただお腹がダボダボになるので、2種類くらいが限界でしょうか)
私が選んだのは、フルーティホワイト。ほんのり桃の香りがします。
メニューは8種類。
ツナサラダのオープンサンド、チキンマスタードと名の花のクロワッサンサンド、山菜と筍のタルティーヌ。
タルティーヌが絶品でした。
パルメザンチーズのスコーンは、苺ジャムとマスカルポーネと一緒に。
スコーンは、ボロボロ崩れるイメージがありましたが、サクッと二つに割れました。外はサクサク、中はしっとり、全然ぱさぱさしていません。
強すぎないチーズの香りが、口いっぱいに広がります。
スイーツは、桜クッキー、桜のロールケーキ、抹茶と小豆のプチシュー。
トリを飾るのは、桜のパンナコッタ。桜のアイス添え。
あまりの可愛らしさに、キャッ💛と歓声があがります。
私のツレは、がっつり食事をしたかったので、物足りないんじゃないかと心配しましたが、満足してくれました。
ちょうど入ってきた外国人の4人組が、私たちのテーブルを見て、「あれと同じものを…」とオーダー。
見た目は超ラブリーですが、ケーキやプチシューは桜風味です。外国の方のお口にあえばいいのですが…。
日航ホテル金沢は、25周年を迎えます。
バブリーな時代が幕を下ろす直前にできたホテルなので、内装もひじょうにゴージャスです。
高い天井に大きな窓、テーブルとテーブルを離して配置する贅沢な空間の使い方は、さすがだなぁ…と思います。
静かな時間を心ゆくまで味わう…、そんな空間。
ロビーには、いつも素晴らしいお花の設えが。
数種類の桜とアリストロメリアの乱れ咲き。
本当にきれい。惚れ惚れします。
後方に少しだけ映っているソファーも、一見&一座りの価値ありです。
昨年6月のアフタヌーンティー。スコーンは抹茶ですね。
くつろぎのひと時を過ごしたい方に、お勧めです。