私のゴールデンウィークのハイライトは、なんと言ってもこれ!
劇団四季のミュージカル「パリのアメリカ人」観劇でした。
本当は…アラジンが観たかった。
でも人気のチケットは何か月も前から完売状態で、とろい私にはゲットできません。
特にGWともなると、チケット取得のプロみたいな人たちに押さえられているのか、さらに手に入りにくくなります。
当日券を狙うという案もありますが、わざわざ金沢から出かけていって、見られないというのも悲しいし。
…で、比較的余裕があった、パリのアメリカ人のチケットをネット購入しました。
なぜ余裕があったのか、…それはおそらく劇場が横浜にあるからだと思います。
横浜だって、都内みたいなものなのに、不思議ですね。
劇場は、みなとみらい線日本大通り駅から徒歩3分のKAAT神奈川芸術劇場。
大きな看板があるから、すぐ分かります。
パリのアメリカ人は初めてで、3人の男が1人の女性を取り合う話…くらいの知識しかありません。
どんな舞台なのかな。
すごい音響装置です!
(HPより)
舞台は、第二次世界大戦直後のパリ。
アメリカの退役軍人・ジェリーは国に帰らず、パリで画家になることを夢みています。
戦後の混乱が収まりきらないパリで、リズに出会ったジェリーは彼女に一目ぼれ。
ジェリーと、作曲家を目指すアダムと、ショーマンを夢見るアンリの3人は、リズを愛しているのですが、お互いにその事実を知りません。
リズはアンリに恩義があり、ジェリーに惹かれながらも、自分の気持ちに素直になれなくて…。
複雑に絡み合う若者たちの運命。
悩み、衝突しながらも、ひたむきに夢を掴もうとする彼らの恋と友情の行方は……。
…というストーリーが、豊かなダンスと歌でつづられていきます。
(HPより)
こんなにもバレエ色の濃い作品だとは知らなかったので、もう大感激です!
綺麗!華やか!のびやか!エネルギッシュ!
見惚れる!引き込まれる!うっとりする!
リズとジェリー役のダンスは本当にすごい。
おそらくプリマ級の役者だと思いますが、舞台狭しと踊りまくります。
そして、ジェリーに片思いをするマイロ。
彼女はほとんど踊りませんが、圧巻の歌声を披露します。
劇場内の空気をビリビリ震わせるような歌声が、ハートにズシンと響きます。
踊る役と歌う役は、きっと別々にオーディションをしたのでしょうね。
アラジンやライオンキングは、大人も子どもも楽しめるナンバーですが、パリのアメリカ人は大人向けのミュージカルです。
元々バレエ好きな私が楽しめたのはもちろんですが、まったく造詣が深くない夫までもが、面白かった…と言うのですから、間違いありません!
このためだけに、何度でも横浜に来たい!…と思っちゃう、素晴らしい作品です。
ちなみに娘の感想は「女は気が強い方がもてるんだね」…でした(^^ゞ