私は断捨離が好きだけれど、人に…特に家族には強要しないように気を付けています。
学び始めた頃は、これはいい!と舞い上がって、家族にもグイグイやってましたが、それは逆効果であり、また断捨離は個人の領域なので、本人がやりたいと思わなければ意味がないことを知り、自粛するようになりました。
その分、自分の裁量でやっていい場所は、楽しんで(時には苦しみながら)進めてきました。
幸い主婦には、自分が管理する場所や物、いっぱいありますから。
そんな私の姿を見て、娘にも節目節目で、身の回りを整理する癖がつきました。
彼女は思い切りがよくて、こっちのほうが、え?もう捨てるの?マジで?…とオロオロしちゃいます。
息子は…、全然です。
部屋の中は常にカオス(^^ゞ
それがイヤでたまらなかった時代もありましたが、今は、彼がそう望んで、そう選んでいる…と割り切っています。
さて夫は…。
着る物にもインテリアにも食べ物にも、ほとんどこだわりがありません。
私が注意しなければ、2週間同じコーディネートでも平気です。(汚れや臭いはイヤなようですが)
昨日と同じ服、さては朝帰り?…なんてこととは、無縁の人生だったのでしょう。
「今日、何食べたい?」と問われれば、判で押したように「なんでもいいよ」。
そして出された物は、黙って平らげます。
美味しいとも、不味いとも言わずに…。
部屋にしても、ピンク色のカーテンだろうが、花柄のベッドカバーだろうが、どうでもいいようです。
ただし、テイストに関しては無頓着でも、汚れや散らかりには、けっこう敏感で、まだワンコがいる頃、部屋の隅にたまる抜け毛をかなり気にしていました。
(こんなに可愛いのに…、毛はダメなんだって)
キッチンに、汚れた食器が積みあがるのも、NG。
私と気になるポイントが違うので、指摘されるたびに、ムッとしました。
でも散らかりや汚れに対する感覚は人それぞれなんだな…と理解してからは、火花も散らなくなりました。
…で、相手の領域にもほぼ口を挟まないのですが、昨日、見つけてしまいました。
職場の夫のデスク前の窓、カーテンで隠れた部分にズラリと並ぶ、お菓子の缶!
いつからここにあったのか、缶なのに色あせています。
スタッフの東京土産ですが、中身を美味しくいただいて、缶はそのまま放置したようです。
これはアカンなーーーー。(カンだけに(^^ゞ)
相手の領域以前の問題かもしれません。
一応、許可をとって、全捨てです。
お菓子の缶や箱は、可愛くてきれいな物が多く、ついついとっておきがちですが、いつか何かに使うだろう…という理由であれば、いつかは来ないことを知ったうえで、意図的にそうしてくださいね。
忘れて放置していたのなら、今すぐ、処分するのがよろしいかと。
缶と箱の断捨離については、こちらの記事がお役に立つかもしれません。
色褪せた缶を捨てて、得意満面のワタクシでしたが、はて、自分は大丈夫だろうか…と、チェックしてみました。
するとキッチンの物入れの奥にこんな缶が!
あちゃー、人のことは言えません。
クリスマスのお菓子だから、もう半年、放置されていたことになります。
「人の振り見て我が振り直せ」の典型ですね。(^^ゞ
失礼いたしました~~~。