ゴールデンウィーク明けからせっせと草むしりをして、もう力尽きそう…とブログに書いた翌日、思いがけない『愛』が届いた。
その日も、朝から暑かった。
午前の仕事を終えて、さぼりたい気持ちもあったが、自分を奮い立たせて、屋外に出る。
40分ほどの草むしりを終え、さて、午後の仕事に戻ろうか…と思った時、ピンポ~~ンとチャイムが鳴る。
誰だろう…とドアを開けたら、長袖・帽子・サングラス・手袋と、日焼け対策ばっちりのやっちゃんが立っていた。
やっちゃんは、断捨離やイメトレを通じての友人で、今年春には、南前ひとみチーフ断捨離トレーナーの講座を富山で主催した人物。
ニコニコしながら、「はい、陣中見舞い♡」と手渡してくれたのは、圓八のあんころ。
小さなお餅がたっぷりの餡子にくるまれた、ほっこりするお菓子だ。
ラッピングも、昔懐かし竹の皮。
石川県民なら、知らない人はいない。
やっちゃんは、前日の心折れそうなブログを読んで、急遽、あんころを持って、激励と慰安に来てくれた。
ありがたいなぁ…。
何かしてあげたいという気持ちがあっても、たいてい私たちは、そこで終わってしまう。
実際の行動までには、いくつものハードルがあるからね。
あんころも嬉しかったけれど、なによりやっちゃんの気持ちが嬉しかった。
あんころの形をした愛を受け取って、勇気りんりん、元気百倍。
その後も草むしりに励むことができた。
結局、17袋を完むしり。現在も記録更新中だ。
それではここで、圓八のあんころについて説明しよう。
創業280年、あんころの圓八は旧松任市(現在白山市)に拠点を置く。
元文2年(1737年)、村山家当主は裏庭に羅漢柏を植えた後、妻子を残して姿を消した。(←とんでもない奴?)
妻子はたちまち生活に困ったが、しばらくして天狗の姿をした当主が夢枕に立ち、あんころの作り方を告げた。
そのレシピ通りに餅を餡にくるんで売り出したところ、大当たり。
以来、一家相伝、秘伝のレシピを守り続けている。
石川県内にいくつも店舗があり、金沢駅や小松空港でも販売しているし、もちろんオンラインでも購入できる。
赤福に似てないこともないが、石川県民なら、断然、あんころでしょ!
あんころモチは突然に…なんちって。(^^ゞ
やっちゃん、ありがとう(≧▽≦)