メダカの鉢をお掃除していた時、水面にプカプカ浮いている物体が…。
これ、なに?
つまんで目を凝らしてみると、長さにして3ミリくらいしかないけれど、マキガイの形をしている。
えええ?貝殻?中身入ってる?生きてるの?
実はメダカがかわいいという、興味のない人にはどうでもいい話を方々でしていたら、職場のスタッフが「私もメダカ、飼ってます!」とカミングアウト。
彼女は屋外の鉢で飼っているが、雪降る冬も鉢の底でじっと体力を温存し、しっかり生き延びるそうだ。
そしてある日、つくだ煮の瓶を渡された。
中には紅に輝くタニシが3匹。
水槽のお掃除をしてくれる、ありがたいタニシ様だそうだ。
田んぼにゴロゴロいるタニシは、可愛くもなんともないが、彼女がくれたタニシは紅くていいアクセントになる。
娘が「タニシって鬼のように増える」と言うので、1匹ずつ違う鉢に入れた。(爆発的に増えたら困るから)
調べてみたら、インド原産のレッドラムズホーンという種類らしい。
繁殖力がめちゃくちゃ旺盛で、雌雄同体なので、オスメス関係なく2匹いたら繁殖する。
おまけに1度の受精で、数回産卵するとのこと。
なるほど…。この小さな小さな貝殻は、レッドラムズホーンの赤ちゃんの可能性が高い。
うちに来た時はすでに身ごもっていたのね。
赤ちゃんメダカのプラケースに入れて様子を見たら、…あ!確かに生きてる。
スカスカで空っぽに見えたのに。側面に貼りついて、ゆっくり動いている。
生命ってたくましいなぁ。
ああ…これで私は、メダカ兼タニシのブリーダーか。
我が家のメダカステーション、フロア面積拡大中。(^^ゞ