【ニュー・アース】エックハルト・トール著 第六章「いまに在る」という意識が私たちを解放する

第五章で登場したペインボディとエゴの違いが、分かるようで分からない。

はっきり言語化できない。

つまりはどういうこと?

AIに質問してみたら、ものすごく簡潔に言い表してくれた。

エゴは考え方の癖。ペインボディは感じ方の癖。

なるほど~~。😲

ペインボディから解放される方法

ペインボディから解放されるためには、まず自分がペインボディを持っていると認識する、そしてしっかりと「いまに在る」こと。

自分自身を観察し、なにか重苦しいネガティブな感情が流れ込んだら、あ、今、ペインボディが活性化している・・・と気づく。そうすれば、ペインボディはそれ以上大きくなることはない。

そして「いまに在る」ことを意識する。これが同一化を断ち切る道であり、ペインボディは思考をコントロールできなくなる。

ペインボディはすぐには消えないが、思考と切り離されるとエネルギーを失う。

そうするとペインボディに閉じ込められていたエネルギーの周波数が変わり、「いまに在る」意識へと形を変える。今度はペインボディが意識の糧となるのだ。

重いペインボディを抱えていた人ほど、大きく変容していく。

ならば私も、大きく変容する可能性を秘めているわけで、これまでの痛みも無駄じゃなかったと思える。

人間の無意識とそれが生み出す苦しみも、進化の一部なのだ。

子どものペインボディ

子どもにもペインボディはある。

子どもは感情を爆発させたり、癇癪を起こしたり、そっぽを向いたりするが、そんな反応の仕方を一体でどこで覚えたのか。

子どもは人類の集団的ペインボディを生まれながらに引き継いでいる。

また親のペインボディをすでに吸収していることもあり得る。

親が自分たちのネガティブな感情や不仲をどんなに隠そうとしても、エネルギーとして伝わってしまうのだ。

それは子どものペインボディの糧となる。

子どものペインボディが癇癪を起こしている時、親は自分のペインボディに気づいていることが大切になる。

「いまに在る」ことを意識して、子どものペインボディの発作に巻き込まれないようにしよう。

親が反応すればするほど、子どものペインボディは糧を得て、大きくなる。

発作が治まってから、静かにその時の状態について、話し合うようにするといい。

これを繰り返すうちに、子どもも自分のペインボディに気づき、コントロールしていく術を学ぶ。

子どもにも「いまに在る」力が育つのだ。

反応しないという選択

重いペインボディを抱えている人は、些細なことに傷つき、動揺し、怒り、悲しみ、不安に陥る。

多くの場合、その人は今目の前にある現実に反応しているのではない。

現実は引き金に過ぎない。

今起こっていることが、古い痛みの記憶を呼び起こすのだ。

出来事はエゴを通して解釈されるので、事実はゆがめられる。

感情的な過去という目で、今を見ているからだ。

だからいつまでたっても、自分で創り上げた不幸な物語の外に出られない。

自分が物語の中にいることさえ、気づけない。

強いペインボディを抱えている人はある種の不快なエネルギーを発していて、周りの人はその人から離れたいと感じる。

またはひじょうに強く反発する人もいる。

それはペインボディ同士が共振しているからで、争いやけんかが起こりうる。

ペインボディが強いと、その人はしょっちゅう争いを巻き起こすことになる。

こういう人に反応しないためには、よほどしっかり「いまに在る」をキープしなければならない。

こちらが反応しなければ、ごく稀に相手が自分をペインボディから引き離し、奇跡的な目覚めを体験することもある。

それは短時間かもしれないが、目覚めのプロセスの始まりには違いない。

引き金

人によって、ペインボディを活性化する引き金は違う。

それはそれぞれの経験してきた痛みが違うからだ。

お金が引き金になる人もいれば、女性全般が引き金になる人もいるし、遅刻が引き金になる人もいる。

ペインボディの目覚めを感じられるようになると、どんな言葉や状況が引き金になるのかも、分かるようになる。

「いまに在る」ことを意識しつづけるなら、その度にペインボディのネガティブな感情的エネルギーの一部が焼失し、「いまに在る」力が強化される。

ペインボディは、「いまに在る」という光には耐えられない。

ペインボディの功績

ではペインボディは、人類の敵なのか。

排除すべきものなのか。

そうではない。

ペインボディがあるがために、人はもうこんな不幸は耐えられないという状況に追い込まれる。

そうして初めて、自分の不幸な感情も物語も、実は自分自身ではなかったと知る。

自分は知る対象ではなく、中身ではなく、知る側だと気づく。

ペインボディは人を無意識に引きずり込むが、同時に目覚めのきっかけにもなる。

「いまに在る」状態へと赴かざるをえない、決定的な要因にもなる。

あなたとは、自らについて意識的になった意識なのだ。

古い感情はあなた自身ではない。

あなたを苦しめているのはペインボディではなく、ペインボディとの同一化だ。

その苦しみから解放されるのは、いますぐにでもできる。

ペインボディが活性化した時、この感じは自分の中のペインボディだと気づくだけで、同一化は断ち切れる。そして変容が始まる。

Chikakoの感想

エゴは思考の癖、ペインボディは感じ方の癖ということを、頭の隅に置きながら読んだ第六章。

相手のペインボディが活性化している時、確かに私は嫌なエネルギーを感じる。

私が少し敏感すぎるのかもしれないが、部屋に入った瞬間に、その人の機嫌が分かってしまう。

だが私は反応しないで、静かに見守ることが苦手だ。

相手が不機嫌だと感じた瞬間に、自分も萎縮して、できるだけ関わらないように距離を取ってしまう。

積極的になにかを言ったりしたりするわけではないが、これも反応だろう。その時の私は「いまに在る」ではない。

そして私の反応は、きっと相手にも伝わる。

でもかつて私も同じことをしていたと思い当たる。

ペインボディの不始末ではあるが、過去の痛みで現実をゆがめ、勝手に不機嫌になって、勝手に不幸に酔っていた。

私のそんな態度は、周りの人たち、特に家族には本当に迷惑だったろう。

仕組みを知って、改めて申し訳なく思う。

第六章のポイントは、「ペインボディは消さなくていい。気づきが自由を作る」。

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Chikakoプロフィール

Chikako

金沢市在住。バラとコーヒーとコーギーが好き。
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