職場のスタッフの歓送迎会、今回は食彩夢・まほらにて。
以前から、まほらの噂は聞いていました。
もりの里の川べりに隠れ家みたいなお店がある…と。
表通りに面していないので、初めてだと、ちょっと分かりにくいかな。
アルビス田上店のすぐそばです。
住宅に囲まれて、全然お店らしくない佇まい。のれんがなければ、通り過ぎてしまいそうです。
玄関には、熱帯魚。
そして室内にはアロワナ!でかい!…しかも何匹も!
アロワナに見守られた1枚板のテーブル。
掘りごたつ式だから、足も楽ちんです。
ランチだけど、お通しから始まります。
メモには「干めまこよせ」と走り書きしてあるけれど、…なんだったけ?
確か、すりつぶしたマコが使ってあったはず。(次回から、もう少し詳しくメモをとります)
さあ前菜。…和食だから、先付というのかな。
ひとつひとつ、とても手が込んでいて、彩も形も可愛らしく、女子たちから、歓声があがります。
「絶対、家では作れんね。」
「これひとつに、どれだけの食材が必要なんだろう?」
あずき貝の飛子と昆布のスズラン寄せ、飛子とシイタケの寒天寄せ、すりつぶした枝マメと子芋の真薯(しんじょ)、桃に見立てたサツマイモは赤ワインで似てあって、真ん中には種とおぼしきラッキョウが…。
確かに自宅での料理の参考にはなりませぬ(^^ゞ
お刺身は、マグロ、ヒラメ、アカイカ、そしてなんとクジラベーコン!
こんな所で、クジラにお目にかかれるとは。
同年代同志は、「給食で食べたーーー!」と盛り上がり、若手はきょとん。
メカブの寒天が添えてありました。
蒸し物は、カニ揚げ豆腐。もっちもち!
メインは7種類から、各自が選びます。
とうとうと淀みなく列挙されたけれど、一度では把握できず、「もう一度お願いします」と聞きなおしました。
私が選んだのは、万願寺にエビのすり身を詰めて揚げたもの。
万願寺をご存知ですか?
正式名称は万願寺とうがらし、京野菜です。
とうがらしですが、辛みはゼロで、とにかく巨大。
10㎝以下のものは、出荷NGなんだそうです。
お隣さんは、米ナス。
鮎の塩焼きや、エビとキスの天ぷらやギンダラの西京焼きをチョイスした人もいました。
最後のデザートは、意外と普通。パンナコッタでした。
昼の膳のお値段は、2625円。
ちなみにまほらとは、すばらしい場所を意味するまほろばのこと。
真夏の昼の夢…みたいな?