金沢市民ならみんな知っている富樫のバラ園。
143品種、1800本のバラが咲き誇る、憩いの場です。
コロナ自粛の影響で、5月いっぱい閉鎖されていました。
今年から市営プールの広い敷地が駐車場に整備され、アクセスが格段によくなったのに、入り口のバーが下りていて、入れません。
バラ園の入り口にも網が張ってある!
バラの最盛期は5月下旬。
見る人がいようがいまいが、咲き誇るバラたち。
桜の季節から、せっせとバラ園のお手入れをしていたスタッフの姿も見ていただけに、口惜しい気持ちに駆られたのは、私だけではないはずです。
そして6月1日月曜日。やっと自粛が解除されました。
融通がきかないなぁ・・・、どうせ解除するなら土・日からすればいいのに・・・。
好天続きだったし、おそらくもうバラたちは下り坂。
だけど、やっぱり行かずにはいられない(^^ゞ
遠目にはきれいですが、近づくと枯れかかっているのが目立ちます。
それでもいい状態の花を探して撮影してきました。
↑ロイヤル・プリンセス。
フルーティな強い香りがあります。愛子さまの誕生を祝って銘々されました。
↑ハイネス雅(みやび)。
こちらは雅子さまのご成婚を記念して名付けられたバラ。
↑インカ。
ひときわ艶やかなイエローが目を引きます。
開花が進むと色が薄くなるバラが多いけれど、インカのイエローは健在。
↑ショッキング・ブルー。
青というより、濃いピンク?
青いバラは、バラ職人の夢・・・と言われるほど作出が難しいと言われています。
この色をブルーとこじつけたい気持ち、分かるような分からないような・・・(^^ゞ
↑ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ。
ダイアナ元妃が亡くなった翌年に作出されたバラで、売上金の一部をダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ記念基金に寄付することを条件に、エリザベス女王からこの名前の使用を許可されました。
現在は基金との契約が切れたため、エレガント・レディーと呼ばれています。
↑アプリコット・ネクター。
優しいクリームベージュは、私の大好きな色。フロリバンダ咲きです。
↑ピエール・ド・ロンサール。
昨年までスパニッシュビューティが咲いていた場所。
いつの間に植え替えられたのかな。
あまりにも美しいからか、1年に1回しか咲いてくれません。
↑名前分からず。
こんもり、ふんわりで、ラブリー(*^_^*)
↓2016年5月21日のバラ園の様子です。
まるで花の海の中にいるようで、天国ってこんな所かな・・・と思ったのを覚えています。
小池都知事は「来年も桜は咲きます」と仰いました。
私も来年のバラを楽しみに待つといたしましょう。
(アイキャッチ画像は昨年の写真です)