ブログ仲間と一緒にチャレンジしている、ありがとうで処分。
どこからどう見てもゴミなモノではなく、まだ使えるし、嫌いになった訳ではないけれど、すでに旬が過ぎたことを認め、感謝とともに手放す。
今回は、HIROKO BISのワンピース。
あれは確か2016年の春、デパートの下りエスカレータに乗っていた時、なんだか気になる花柄が見えた。
慌ててひとつ上の階までとって返して、出会ったのがこのワンピースだった。
昔から服のコーディネイトが嫌いだった私。
ワンピースなら選ぶ手間が省けることに、気づいた頃だった。
スカートかと思ったら、ワンピース。
大きなブルーの花たちに、一目で魅了された。
トップスとスカートの切り返し部分も可愛い。
カジュアルなのに、きちんと感もあり、ブルーグレーのスカートの色合いも超好みで、購入当初は2日に1度くらい着ていたかもしれない。
2016年初夏、ある作家さんの講演会を企画&主催した際、会場で販売する著書の手配やサイン会の打ち合わせに、書店を何軒も回ったけれど、まるで勝負服のように、私の押し出しを強くしてくれた。(スーツ着ろよって話だけど…)
かしこまらない講演会でも、固すぎないワンピースは大活躍だった。
よくツーピースと間違えられたが、実はワンピースなの~~と種明かしするのも、楽しかった。
…だけど、いつか蜜月には終わりが訪れる。
今年、袖を通したのは1度だけ。
嫌いになったわけではないけれど、なぜか手が伸びない。
そしてその1回も、服に応援されている感じがまるでしなかった。
大好きだった思い出が濃厚なので、勘違いしがちだが、すでに旬は過ぎた…。
ただ認めるのが、イヤなだけ。
手元に置いておいても、この秋も来年もおそらく出番はないだろう。
ならば、今がさよならの時。
ありがとう…で手放そう。