貴重な休日の過ごし方

2ヶ月半ぶりのお休みを、どう使おうか・・・。

あれも、これもと欲張りたくはなるけれど、体力が落ちている今の状態で、無理は禁物。

ゆっくりいこう。

まず午前中は、車の点検に行った。

愛車がチェックされている間、私は車屋さんの広々としたロビーで読書。

今読んでいるのは、これ。

繊細さんの本

面白いので、読み終わったら、レビューを書くね。

点検終了で11時。

帰り道、ウィンターコスモスの苗を買った。

ウィンターコスモス

いったん家に帰って、洗濯したり、掃除したり。

あ・・・、久しぶりに短いブログも投稿。

そして午後は、親孝行をすることにした。

夏のさなか、暑いから動きたくない・・・と、リハビリ(高齢者の介護予防運動プログラム)を休んでいた母。

高齢者は若い人と違って、一度筋力が落ちると、リカバリーが難しい。

外に連れ出して、歩かせたいと思っていたが、全然そんな時間がとれなかった。

そうだ!最近できた話題の場所、金沢港クルーズターミナルの展望デッキで、お散歩しよう。

イマイチ空模様が怪しくなってきたから、急がなくちゃ。

実家に迎えに行くと、「行きたい所があるの」と母。

え゛?まさか、デパートとか?

だが母の口から出た行き先は、金沢港クルーズターミナル!

ニュースで見て、一度行ってみたいとずっと思っていたとか。

なんというシンクロ。

母と私は意見が一致することがほぼないので、すごくびっくりした。

平日ということもあり、金沢港クルーズターミナルは、とてもすいていた。

杖をつく母と二人、ゆっくり歩いて、海風を感じて、雨の匂いに包まれて。

金沢クルーズ港ターミナル

そして併設されたレストランで、パフェ!

金沢港クルーズターミナル

パフェなんて、何年ぶりだろう・・・。

母も女学生に戻ったみたいに、はしゃいでいた。

パフェを食べる時は、みんな幸せな顔になるわね・・・なんて言いながら。

 

いつもは私をChikakoと呼ぶ母が、突然「Chikakoさん」と呼びかけてきた。

あ・・・、なんか真面目な話だ。

「地元の高校を辞めて、アメリカンスクールに行ったこと、後悔してない?」

おっと、40年前の話?

「貴女、あの時、ずいぶん迷っていたように見えた。

日本で生まれ育って、少しばかり英語の成績がいいくらいの貴女が、授業も生活も全部英語の中に飛びこんでいくのは、怖かったと思う。

あのまま日本の高校を卒業するよりも、アメリカンスクールのほうが、貴女にはあっていると感じたけれど、私は口を出さないようにした。

人とは違う道・・・、あれは大きな冒険だった。

もしお父さんが生きていたら、きっとあんな冒険はさせなかったと思う。

もっと堅実な生き方をさせたはず。

でも私はやってみたらいいと思った。」

ああ、今日の母は、なんかいつもと違うな。

ハートがすごくオープンになっている。

40年前の大きな選択。その選択がもたらした今。

まさかこんな話ができるなんて。

お休みの午後、母と過ごす時間にして、本当によかった。


(母撮影。右上に指も映っている(^^ゞ)

夜はフィールドオブドリームスを観た。

ケビン・コスナーが若い!

アメリカ人にとってのベースボールは、私たちの言う野球とは、何か違う。

私たちにはうかがい知れない、DNAレベルの思い入れがあるようだ。

摩訶不思議だけど、いい映画だった。

さあ、明日からまた頑張ろう。おやすみなさい。

この記事を書いた人

Chikako

金沢市在住。バラとコーヒーとコーギーが好き。
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