6月最終日、白山比咩神社には、大きな茅の輪が設えらえる。
夏越の大祓。茅の輪をくぐって、半年分の穢れを払うのだ。
お参りに行きたいなぁ…と思ったが、シフトが入っていて行けない。
翌日のお朔日参りまでは、きっと茅の輪もあるだろう…、けど1日も行けない。
2日は休みがとれたけど、さすがにもう撤去されてるだろうなぁ。
でも、いいや、ダメ元で行ってみよう。
お朔日ではないので、閑散としている。
参道は緑の回廊。
神殿のすぐ横にも駐車場があって(北参道駐車場)、そこに停めれば歩かずにお参りができる。
でも、もったいないでしょーーー、この参道を歩かないのは!
一人で緑をながめながら、ゆっくり歩く、この至福のひと時。
マイナスイオン浴びまくり。
あともう少し。
着いたーーーー!
まだあったーーー、茅の輪!
他所の神社の話ですが、茅の輪から藁を引き抜いて、持ち帰る参拝者がいるそうな。
ご利益がありそうに見えるけれど、これは穢れをはらうもの。
人の穢れを吸った藁を持ち帰るのは、逆効果だと思う。
『白山の夏越の祓 する人は 千歳のよわい 延というなり』
この古歌を唱えながら、左・右・左と3回、輪をくぐる。
以前、私は数え方を間違えて、6回くらいくぐってしまったことがあるが、多ければいいというものではないらしい。(^^ゞ
(2013年7月1日・髪がくりんくりん)
ヨチヨチ歩きの子どもの手を引いて、左足からよ…と茅の輪くぐりをしている親子が微笑ましい。
半ば諦めていたのに、今年も茅の輪くぐりができて、よかった!(^^)!
2019年後半も、息災に過ごせますように。