そうだ、梅、見に行こう!
大雪の後の嘘みたいに温かい日曜日、青空を見ながら思い立った。
金沢には桜だけではなく、梅の名所がいくつもある。
その代表格が兼六園の梅園。
咲きましたよ~~と地元の新聞に載ると激混みになるから、先取りしちゃえ。
・・・と勇んで出かけてきたものの、梅はほとんど咲いていなかった。
早咲き種がちらほらという感じで、黒い枝ばかりが目立つ。
やっぱり新聞の情報は、大事だな。
たぶん来週末あたりが見頃かと。
では早咲きちゃんたちをご覧あれ。
梅園全体として見ると寂しいけれど、お花のひとつひとつはとても愛らしい。
少ししか咲いていないのに、かすかに梅の香りも漂っていた。
マスク外して、深呼吸しちゃうぞ。
梅園と隣接している金澤神社。
学問の神様ということで、受験生に人気がある。
初詣の時は、お参りまで40分ほど並ばなければならない。(たいてい雪)
鳥居の真横の池に、白鷺がいた。
おお、緑の中に一点の白。
場所が場所だけに、神々しい感じがする。
神様のお使いかもしれない。
ゆっくり歩きながら、ときおり魚を捕っているようだった。
あまりにも美しい姿に、池の周りにはにわかカメラマンがいっぱい。(私を含む)
そして、な、なんと、カワセミまで登場した。
狙いを定めて水面へ急降下する勇姿を、何度も見せてくれた。
広げた尾羽がメタリックブルー!
本物のカワセミを見たのは、生まれて初めてだった。
どこか山奥の清流のそばにしかいないと思ったら、こんな街中にいた。
次は望遠レンズ持っていこう。
(上の画像は、豆粒みたいに写ったカワセミを拡大した)
ちなみに兼六園は、毎週土日、石川県民は無料で入園できるって、知ってた?
運転免許証や保険証など、住所を証明できる物があればOK。
石川県民でよかったと思う一瞬である。