給湯器が壊れた!
スイッチを入れても、お湯が出ない!
真冬ではないので、水でできることは多いが、お風呂は水ってわけには…。
夫はジムで入浴まで済ませてくるが、私はどうしよう…。
湯楽があるじゃないか!
そうだ、我が家から車で12分の所に温泉があった!
浅野川温泉・湯楽。
源泉2カ所から湧き出す、100%純生の温泉。
ここ数年ご無沙汰だったが、久しぶりに湯楽に行ってみよう。
湯楽の基本情報
住所: 金沢市東町ロ80番地(湯涌温泉隣)
電話: 076-235-1126
営業時間: 8:00~22:00
定休日: 月曜日(祝日の場合は翌日)
入浴料: 大人(中学生以上)400円、小学生130円、幼児(4~5歳)50円、3歳以下無料
入浴早割: 8:00~14:00 大人370円
回数券: 11枚綴り 4000円
我が家からは12分だが、金沢駅からだと30分弱かかる。
湯涌までの道は、けっこう怖い
日曜日の夜8時半、温泉セットを持って家を出る。
湯楽は湯涌温泉のすぐそば。(ものすごく近いのに、源泉が違うので、湯涌温泉と呼べない。)
湯涌地域のみなさんは、とにかく案山子(かかし)が大好き。
等身大の案山子に、老若男女の服を着せ、集落のあちこちに飾っている。
バス停にやけに人がいるな…と思ったら、案山子の集団だったり、案山子が田んぼで黙々と作業していたり。
昼間見るとユーモラスだが、夜、人気のない道で、ヘッドライトに浮かび上がる案山子は、かなり怖い。
湯涌までは一本道だが、集落がない区間も多く、灯りも少ない。
ドキドキしながら運転したが、今年はなぜか、まだ一体も設置されていないようだ。
コロナの影響?
ま…いいか、ホラーは好きじゃないし。
湯楽の温泉は二種類
入浴施設なので写真は撮っていない。
ぜひHPで見てほしい。
→湯楽HP
内湯の大浴場は広々している。源泉は戸室の湯。
サウナとジャグジーも完備。(現在はサウナは3人まで)
露天風呂は、医王の湯と戸室の湯の二つ。
泉質は、ナトリウム、カルシウム、塩化物、硫酸塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)等。
効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、動脈硬化症。
なんか万能なお湯だ。
車椅子のまま入浴できる露天風呂や、打たせ湯もある。
自然豊かな場所だけあって、季節によっては、蛍を見ながら入浴できる。
露天風呂で、手足を伸ばしてのんびり
泳げちゃうくらい大きな露天風呂に、お客さんは2~3人。
ゆったりスペースを使って、リラックスした。
ほんわり立ち上る柔らかな湯気。
ちゃぷちゃぷ…投げ出した手足が、湯に浮いている。
あ~~~、なんかいろいろ溶けていくなぁ。
疲れも、心配事も、不安も。
お風呂の文化って、偉大だ。
こんなに気軽に温泉に行けるなんて、…いいね、金沢。