今年のゴールデンウィーク、STAY HOMEでどこにも行けなかったこともあり、時間を持て余した私は、毎日、せっせと草むしりをしていた。
まだ5月の初め…と甘く見て、素足にクロックス。
そうしたら、虫に刺されてしまった。
刺された時は全然感じなかったのに、どんどんかゆくなり、ムヒのボトルを2日で空にしても、まだ治まらない。
しかも元々太い足首が、通常の2倍に腫れ上がってしまった。
熱も持って、いてもたってもいられないーーーー!
そう、私はとっても蚊に愛される。
人が10人いたら、最初に刺されるのは、いつも私。
そんなに美味しいんかい?
かゆいよ~~とSNSでつぶやいたら、ドクダミチンキがいいよと言われた。
ドクダミチンキって何?
ドクダミは、虫刺されだけでなく、腫れ物や吹き出物、膿、痔、排尿痛、排尿困難などに効くとされる生薬。
いろいろな効能があることから、和漢方では十薬(じゅうやく)と呼ぶ。
そのドクダミをアルコール漬けにしたものが、ドクダミチンキ。
かゆみ止めとして、かなりいいらしい。
ドクダミなら、実家にも我が家にも、腐るほどある。
あの鼻が曲がりそうな、臭い草が、そんなに有り難い物だったなんて。
そういえば、義母はドクダミ茶を手作りして飲んでいた。
UVケアなんて全然していなかったが、80歳を越えてもお肌はツヤツヤで、どことなく色白だった。
これもドクダミの効能?
ドクダミチンキって臭いの?
ドクダミの強い臭気の成分は、デカノイルアセトアルデヒドとラウリルアルデヒド。(舌噛みそう)
この成分には抗菌作用があり、アルコールに溶けやすい。
つまりドクダミチンキは、抗菌作用のある液体。
ひじょうに役に立つ液体ではあるが、あの独特の臭いがどうなるのかは、作ってみないとよく分からない。
ドクダミチンキの作り方
材料はドクダミとアルコール。
焼酎やウォッカがいいらしいが、私の手元には医療用の消毒アルコール(純度100)がある。😏
飲むわけじゃないし、これを使っちゃれ。
ただし4割くらいに薄めて。
まずはドクダミを摘んできた。
できるだけ排気ガスや犬の落とし物がない場所のドクダミが好ましい。(まあ、そうだよね)
本当は花を使うといいらしいが、ちょっと時期的に遅かった。葉っぱでいこう。
流水でザブザブ洗う。
細かい砂や埃や、紛れこんだ虫など、不純物をできるだけ排除。
広げて、乾かす。
高濃度のアルコール。もしかして引火しやすい?火気厳禁だ。
煮沸消毒したビンにドクダミを適当に詰め、アルコールと水を4:6ぐらいにして、注ぐ。(ウォッカの度数に倣って)
これで出来上がり。
蓋をして、1ヶ月くらい待つと、最強のかゆみ止めができるらしい。
1ヶ月後といったら、蚊の最盛期。ちょうどいいじゃないか。
待ってろよ、今年の私はかゆみに負けないから。