旅が楽しいのは、帰る場所があるから

その昔、よく旅に出た。

旅先のホテルでは、なぜか早く目が覚める。

仕事がらみの旅ではあったけれど、非日常にウキウキしていたからかもしれない。

ホテルの窓から、少しずつ明るくなる空を見ながら、ゆっくりコーヒーを飲み、ブログを書く。

旅の朝はブログから…、それが習慣になっていた。

そして今朝、またホテルの窓から朝焼けを見ながら、ブログを書いている。

3年前から出張はなくなったし、繰り返される緊急事態宣言で越県しづらいご時世。

旅といっても、いろいろ制約がつく。

今回は羽田に1泊、夕方の飛行機で小松に戻る。

飛行機に乗るのも、久しぶりだなぁ…。

北陸新幹線が開業してから、もっぱら新幹線ばかりだったから。

そして早朝のホテルでブログを書く、この感覚がなんとも懐かしい。

 

旅が楽しいのは、帰る場所があるから。

非日常が面白いと思えるのは、ホームに日常があるから。

待っていてくれる人と空間と街があるから。

同じことの繰り返しで退屈だな~~、なにか刺激が欲しいな~~と思うこともあるけれど、実はその日常がとても大切なんだと、旅に出ると改めて思う。

 

この記事を書いた人

Chikako

金沢市在住。バラとコーヒーとコーギーが好き。
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