うん、もちろん覚悟はしていたよ。
こんな現場も慣れてるし。
でも・・・やっぱり凄まじい物の量。
溜め込んだなぁ。
使い終わった物や古い物を処分することなく、次から次へ新しい物を取り入れた結果なんだけど。
入れるだけ入れて出さなければ、こうなることは当然だよね。
母の家の片づけを始めた。
今日はその4回目。
まずは高さ1メートルくらいの本棚からスタートした。
白い可愛い本棚には、前後2列にぎっしり本が詰まっていて、ほぼ全部捨てたけれど、段ボール5箱になった。
2階から運び下ろすの、重たかったよ。😅
あまり一気にやると母が凹むし、私も疲れてしまうので、1回の作業は1時間以内に抑えている。
取捨選択して、捨てる物をまとめて、車に積む。
量が多いのでゴミ収集には出せず、焼却場や埋め立て場に自己搬入して終わり。
これを際限なく繰り返すのだ。
先日、燃えるゴミや本を焼却場に持ち込んだ。
正式名称は、東部環境エネルギーセンター。
事前に予約をして、車で搬入する。
受付を済ませ、搬入口にバックで駐車。
黄色いスペースは秤になっていて、総重量を計量したら、奥のシャッターが開く。
シャッターの向こうは奈落のような底知れぬ穴、深さが9メートルもあるのだとか。
ダンプカーの荷台みたいに秤が傾き、ザザーーーっとゴミがなだれ落ちる。
市内全域から集められたゴミは、土日も休まず、1日120トンずつ焼却される。
焼却で発生する熱は、隣の市民プールの温水化に貢献している。
生活すればゴミは出る。
でも減らす努力はしたいもの。
80キロのゴミを燃やしてもらって、締めて880円なり。
基本的に車からゴミを降ろすのは搬入者の役目。
係のおじさんは手伝えないルールだと思うけど、私がいろいろ質問するのに丁寧に答えてくれて、とても親切だった。
そしてこちらは燃やさないゴミや大型ゴミ専用の埋め立て場。
緑豊かな山間に突如として現れる、巨大なすり鉢状の穴だ。
10年くらい前から通っているが、当初の埋め立て場は満杯になったのか、場所が変わっていた。
受付の手前のプレハブで、申請書に記入。
市内で出たゴミじゃないと、受け入れてもらえない。
申請書を受付けに提出しながら、車の総重量を計ってもらう。
よくトラックの検査とかで使う方式で、地面が秤になっている。
注意事項を聞いてから、埋立場まで降りていく。
看板があるので、迷わない。
長い坂道を降りていくと、深くて広い穴が。
穴の底では、クマちゃんたちのお出迎え。
ここでも車をバックで乗り入れて、自分でゴミを下ろす。
職員さんたちは、基本的に監視役。
投げ捨てていいよ・・・と言われるが、かつては(母が)一緒に暮らした諸々、そんな乱暴なことできないよ。
ガーデニング用のポールと電気カーペットは埋立場ではなく、それぞれ金属と小型家電に出してくれと言われた。
生ゴミはないとはいえ、やはり臭いはあるし、虫もいる。
1日ここにいる職員さんたち、大変なお仕事だ。
でも誰かがしなければいけない仕事・・・、ありがとうございます。
向こうの方では、大きなブルドーザーがゴミの山を平していた。
なんとも切ない光景だ。
搬入が終わったら、先ほどの受付まで戻って再度計量。
ゴミの分だけ車が軽くなっているので、何キロ捨てたかが分かるのだ。
処分費用は500キロまで1500円。
今回の搬入は110キロだった。
自動精算機でお金を払っておしまい。
ふ~~~、今日はよく働いたぜ。(あと何回来ることになるのか・・・)