ハワイ島で、マウナケア山麓・星空観測&島内観光ツアーに参加しました。
アカカの滝を後にして、ヒロの街を通過。
ハワイ島には、コナとヒロの二カ所に空港があります。
ヒロには、100年近く前の古い町並みが残っています。
日本からの移民が多かったため、日本の名前がついた商店やビルをいくつも見かけました。
途中、この木なんの木がありました。
日立のCMに登場するこの木なんの木はオアフ島にありますが、それと同じモンキーポッドです。
60年前の水害の後に植えられたとのことですから、たった60年でこんなに大きくなります。
車はひたすら南を目指します。
時間は午後の4時過ぎ。ハイウェイの交通量がぐんと増えました。
いろいろなシフトがあるのですが、ハワイでは3時か4時に仕事を終える人が多いので、帰宅ラッシュだとのこと。
社畜…って言葉すら、ないんでしょうね。(^^ゞ
だんだんと植栽も変わってきました。
着いた先は…。
キラウエア火山国立公園。
あちこちから白い水蒸気が上がっています。
スチームベントから湧き上がる白い煙は、水蒸気なので触ると本当にアッチッチです。
眼鏡も一瞬で曇ります。
眼前に広がる火口は、あまりにも巨大で、もう言葉になりません。
今はモノトーンの世界ですが、2018年の噴火の際には、たぎるマグマを湛えていました。
地球という惑星が生きている証です。
溶岩台地に移動しました。
どこまでも、どこまでも、どこまでも溶岩。
地球を抱っこしてみました。
…どう見ても、殺人現場?(^^ゞ
では、地球に抱っこしてもらいましょう。
ドラマチックな雲。
溶岩台地でお弁当タイムです。
ハワイアンテイストの和風のお弁当。
少々味が濃い目ですが、なかなか美味しい。
余談ですが、ハワイではBentoが流行っているようです。
スーパーにも、ここは日本か!と見まごうようなお弁当が並んでいます。
だんだん夕暮れが迫ってきました。
暗くなる前に、もう1カ所。
この洞窟はラバーチューブ。
溶岩流の外側が冷えて固まっても、内部にはまだ熱々の溶岩が流れていて、こんなトンネルになりました。
2年前の噴火以降、ずっと閉鎖されていたのが、今週から解禁になったのだとか。ラッキー!
溶岩が削り取っていったトンネルです。
自然の力に圧倒されます。
ラバーチューブの周辺は、ジュラシックパークの世界です。
原生林に響く鳥たちの声をお聞きください。
この後、マウナケアの山麓で星空観測をしました。
むっちゃ寒かったけれど、雲も少なく、絶好の観測日和でした。
レーザーポインターで空を指しながら、ジャネットさんが星座を解説。
肉眼でスバルも見えました。
さらには大きな流れ星も!
ジャネットさんがセットしてくれた天体望遠鏡を使って、ダイヤモンドのように白く輝くシリウスや月表面の凸凹も観察。
残念ながら、星空の写真は撮れませんでしたが、心のアルバムにしっかり焼き付けておきます。
ツアーの良し悪しは、ツアー内容ももちろんですが、ガイドさんに拠るところが大きいと思います。
お母さまが日本人のジャネットさんは、子どもの頃、日本に住んでいたこともあり、とてもきれいな日本語を話します。
アメリカ仕込みのジョークと話術は、11時間という長いツアーにもかかわらず、全然私たちを退屈させませんでした。
明るいお人柄と旺盛なサービス精神で、存分に楽しませてもらいました。
ありがとう、ジャネットさん。
つづきます。