アドベントカレンダーに倣って、12月25日まで、1日ひとつずつ、幸せの種を数えています。
December 7
模様替えをした。
棚を捨てたり、カーテンを替えたり、ラグを新調したりというマイナーチェンジはこれまでもしてきたが、ここまで大幅に家具の配置を変えたのは、長男が中学生になった年以来かもしれない。
・・・ということは、16年ぶり?
わお!
私は広い空間がなにより大事だと、ずっと思っていた。
だから家具で空間を仕切ったり、遮ったりしたりせず、できるだけオープンに広々使いたかった。
確かに広々していたのだが・・・。
なんというか、なんとなく、そこはかとなく居心地があまりよくない。
でもその理由が分からずにいた。
・・・で、思ったのだ、家具の配置を変えてみようと。
我が家のソファは大きいので、東側の窓辺にしか収まらないと思い込んでいた。
だけど本当は、・・・私はソファに座って、窓の外がながめられたらいいなぁと、実は思っていたのだ。
だってこの窓からは、私が大好きなレオナルド・ダ・ヴィンチ(薔薇)が見えるので。
ソファに座ると、この美しきレオさまに背中を向けることになる。
このたびピアノを断捨離したことで、さらにスペースが空いた。
ピアノがあった場所にテレビを移動し、3人掛けのソファをリビングとダイニングを区切るように置いてみた。
そして夫用のリクライニングチェアは、部屋のコーナーに。
最初はなんか違和感ありあり。
見慣れないからか、すごく狭く感じた。
だけど実際に座ってみると、しっくりきた。
そう、ある程度、囲われている方が、人は居心地がいいと感じるのだ。
オオカミやクマに襲われないかとビクビクしていた、太古の昔の名残だろうか。
そして夫、狭苦しいコーナーへ追いやられたというのに、その場所がいたく気に入ってしまった。
本も読めるし、テレビも観られるし、おまけになんだかとっても落ち着くと。
早速、ご満悦でくつろいでいた。
そういえばワンコも、狭いバリケンの中で、安心して眠っていたなぁ。
オープンスペースは気持ちがよいけれど、ちょっと落ち着かないのかもしれない。
以前の配置よりも、会話もしやすいと感じる。
こんなことなら、もっと早くに模様替えをしたらよかった。
子どもたちも気に入ってくれると、いいな。
12月7日のしあわせの種は、模様替えで居心地がよくなったリビング。