クリスマスまでの間、1日ひとつずつ、幸せの種を数えています。
December 6
怒りは感情の蓋である。
自分の中に怒りがわき上がった時は、蓋が開いた時。
怒りの下に、本当の自分の気持ちが隠れている。
自分を知りたいと思ったら、怒りに絡め取られるのではなく、怒りの奥にどんな感情があるのかをしっかり見ることが大切だ。
許せない、あり得ない、相手が間違っている、傷つけられた、なんで私が・・・と、荒れ狂う怒りの向こうにあるもの、それは・・・。
寂しいよ。
私を見てよ。
かまってよ。
分かってよ。
愛してよ。
そんな気持ち。
でもそんな女々しい気持ちがあるなんて、普段は絶対認めたくない。
無意識に見ないようにしている。
だけど怒りという情動に突き動かされて、それがちょろりと顔を出す。
チャンスだよ。
自分の本当の気持ちに気づく、絶好のチャンスだよ。
相手に向けたベクトルを、自分に向けて、よく見て。
だって本当に大切なのは、相手じゃなくて、自分でしょ?
自分が本当はどう感じているのか、それって、すごく大事なことでしょ?
そしてその寂しさや悲しさや切なさを、抱きとめてあげるの。
ああ、私は寂しいんだな。
もっと話を聞いて欲しいんだな。
自分の気持ちを分かってほしいんだな。
・・・そう気づくだけでいいの。
自分が気づけば、偽装マントだった怒りは昇華するから。
自分ともっと仲良くなれるから。
自分のことを、前より好きになれるから。
・・・こんな話を分かちあえる人がいた。
それは私にとっては、とてもとても嬉しいことなのだ。
私は昔からずっと”真理”を知りたかった。
人や心に興味があり、宇宙の理の本当のところを、ずっと自分なりに理解したいと思っていた。
だからこんな話を聞いてくれて、リアクションを返してくれる人がいたことが、とても嬉しい。
12月6日の幸せの種は、同じ土俵で話せる相手。