クリスマスまでの25日間、1日ひとつ、しあわせの種を数えています。
December 21
冬至。
最も昼が短く、夜が長い日。
春へと向かうスタートの日。
なにか特別な力が働いているのだろうか。
夜、リビングに入ってきて、あ~~やれやれと、ソファに腰を下ろした。
すると目の端で、なにかチラチラと動くものが。
なんだろう・・・と見ると、壁のコンセントから火の手が!
え?えええ?
とっさにカーテンを持ち上げて火から離すが、パチパチと音を立てて燃えているのは、電気ストーブのコンセント。
あわあわしている私を押しのけて、夫がコードを引っ張りコンセントを抜く。
電流が遮断されて、すぐに火は消えたものの、床には黒焦げになったコンセント。
中の電線が焼き切れて、コード部分とビニールだけで繋がっている。
とりあえず、コップの水に浸して完全に消火。
部屋中に立ちこめる、嫌な臭いと煙。
今、思い出しても、胸がバクバクする。
なんで出火したのか、思い当たる節はある。
ここ2週間ほど、スイッチを入れても、通電しないことが数回あった。
なんでかな・・・と思って、スイッチを入れ直すと、動き出したりして。
コンセント部分の劣化。ちゃんと原因はあったのだ。
手軽に持ち運びできるストーブだけに、コンセントの抜き差しも多かったし。
・・・で、なんでこれが幸せの種かというと、私がリビングに入ってきたタイミング。
出火の直前に、2時間のネット講座が終わった。
そのままダラダラネットをしていてもよかったが、なんとなく席を立って、リビングに行った。
出火はまさにそのタイミングだったのだ。
夫は自分のコーナーでくつろいでいたから、コンセント位置は死角になって、燃え広がるまで気づかなかっただろう。
時間ちょうどで講座が終わり、私がストーブの近くに行った。
偶然?偶然かもしれない。
でも、なんだか見えないなにかに守られているなぁ・・・と思った。
新年を前に、こんな寒空に焼け出されたらと考えると、身震いする。
なにに(誰に?)感謝していいのか分からないけれど、ともかくありがとう。
12月21日のしあわせの種は、守られていること。