娘と二人旅、ハワイ島旅行記、続きます。
私は日本と逆の右側走行OKですが、娘はペーパードライバー。
普段でも、ちゃっかり助手席に乗る子なので、絶対、私だけが運転手になるし、土地勘もないため、レンタカーを借りるのはやめました。
空港から、ホテルのあるワイコロアまでは、約30キロ。
半日くらい、周辺を観光しながら、ホテルまで送ってくれるオプショナルツアーに申し込みました。
コナ空港まで白いバンで迎えに来てくれたのは、FUJITANIさん。
いい感じに日焼けしてアロハシャツがお似合いです。
私たちのほかに、もう一組、大阪からの親子連れも一緒に、まずは空港近くのカロコ・ホノコハウ国立歴史公園に連れて行ってもらいました。
要するにビーチですね。
駐車場からビーチへ向かう道すがら、横の入り江を観光ボートが何隻も出航していきます。
イルカと泳ぐツアーやシュノーケリングに行くボートです。
なんとこの入り江は、ダイナマイトで溶岩を爆破して、作った人工の入り江だそうです。
道端に、ノニ発見!
ジュースにしたら、すごく高価なのに、無造作に生えていて、実もなっているのに、だれも採らない…。
ビーチでは、先客たちが、思い思いに寝そべったり、水遊びをしたり。
ほとんどのグループが犬を連れていました。
いいね、日曜日にワンコと一緒に海水浴。
そしてウミガメ!
着いた早々、なんてラッキーな。
体長80センチくらいの大物でした。
ウミガメは保護されているので、6メートル以内に近づいてはいけません。
不用意に触ったりすると、罰金が発生するそうです。
馬乗りになって浦島太郎ごっこなんて、もってのほか!
遭遇率が高いのは、引き潮の時。
満ち潮になると、泳いでいっちゃうのだとか。
私が驚いたのは、こんな大きなウミガメがすぐ近くで日光浴しているというのに、他の海水浴客たちが、全然騒いでいないこと。
浜辺にハマグリがいる…程度の感覚なのでしょうか。
子どもたちでさえ、関心を示しません。
ウミガメとビーチをシェアすることが、本当に日常の普通のことだからなのだと思います。
日本だったら、多摩川にアザラシが出ただけで、大騒ぎになるのにね。
水の中には、小ぶりのカメも泳いでいました。
カメと出会うといいことがあると言います。
なんとも幸先のよいスタートです。
それにしても、なんというのか…、空気が軽い。
気温が高いだけでなく、陽光が明るいだけでなく、ハワイには人の心を緩める何かがあります。
存分に味わっておきたい…。