3週間くらい前だけど、手に怪我をした。
夜中に入浴して、そのまま湯船をガシガシ洗っていたら、コンタクトを外していたのと少し寝ぼけていたのとで、お湯が出てくる小さな穴に、右手小指がズボッと入ってしまった。
刃物でもないし、さほど鋭くもないのに、小指の爪が縦に割れた。
しまった!と思った時は、すでに遅し。
血がダラダラ流れる指をタオルで圧迫しながら、なんとか身体を拭き、寝間着を着て、恐る恐る小指を見ると・・・。
ってか、怖すぎて見られない。😭
すでに就寝していた夫を起こし、見てもらった。
圧迫止血が功を奏し、血は止っていたため、爪は剥がさず、バンドエイドで固定することに。
なんだよ、お手軽だな・・・と思ったが、ぐっすり眠っていたところを叩き起こしたのだから贅沢は言うまい。
翌日、病院で消毒して、ステリストリップでしっかり固定してもらった。
不思議とあまり痛みはない。
爪の間から肉が見えているのに、なんでだろう・・・。
痛みがないのは助かるが、しばらくは極力濡らしてはいけないとのこと。
・・・えっと、主婦が手を濡らさないって、ものすごく不便なんですけど。
顔を洗うのも、洗濯をするのも、野菜を刻むのも、フライパンを洗うのも、ハンバーグをこねるのも、・・・なにをするにも手袋を使わなければならない。
これがけっこう面倒くさい。
それに結局、手首から水が入って濡れちゃう。
使い捨て手袋をその都度替えていたらキリがないので、乾かしながら繰り返しはめて、最初の10日を乗り切った。
その後は、多少濡れても、バンドエイドを替えればいい程度に傷も塞がってきた。
伸びた爪を少しずつカットしながら、ペラペラになった部分を切り落とせるまで、ひたすら耐える日々。
そしてようやく今朝、死んだ爪を切り取り、晴れてバンドエイドともおさらば。
3週間ぶりだね、私の小指さん。
皮膚がふやけて変な感じだ。
小さな小さな小指の先だけれど、使えないとなると、こんなに困る。
改めて身体って大事だなぁ・・・と思った。
そして、ザブザブ手を洗えることが、こんなに気持ちがいいことだったなんて!
手洗い・うがいの大切さが叫ばれる昨今、手をしっかり洗えないのは、なかなかの苦痛だった。
二重手袋での草むしりも、汗で手がびしょびしょになるし。
普通に身体が使えるって、当たり前だと思っているけれど、本当はすごく有り難いことなのだ。
今年は1月に肋骨にヒビ、4月に足の指にヒビ、そして今回の小指の怪我・・・と、痛いことが続く。
2度あることは、3度あった。4度目はない!・・・と信じたい。