瞑想というと、以前はなんだか怪しいことと思っていた。
だけどそうではなくて、忙しい現代社会、常に走っている状態だけれど、ちょっと立ち止まって、全ての仕事や義務やタスクを脇に置き、心を無にして、静かな時間を持つこと。
別に怪しくも妖しくもないし。
日本人が昔からやっていた座禅とか祈りとか精神統一とか、そういう言葉に置き換えたら、馴染みやすいかもしれない。
瞑想をしている時、何を考えたらいいの?…と聞かれたことがあるが、何も考えなくていいの。思考する時間じゃないから。
とは言っても、私たちのニューロンは休むことなく働き続けるから、雑念を払うことは、なかなか難しい。
そんな時は、ただ呼吸に意識を向けるといいらしい。
ああ、今、吐いてる。今は吸っている。
空気がお腹に満ちてきた。鼻孔を空気が通過していく。
それは、まさしく「今・ここ」だから。
吸ってるな~~と意識している時、その一瞬ではあっても、今日の晩御飯はなににしようというような思考は、入ってこれない。
そうやって徐々に無になっていけばいい、ただそれだけ。
瞑想は一人でやってもいいし、グループでやるのもいい。
私はどちらも好きだ。
一人で窓辺に座り、鳥の声や雨音を聴きながらや、誘導瞑想のCDをかけながら、目をつむっている時間。
そこに私以外の存在はなく、ただ自分を感じる。
グループ瞑想の時は、そこに集う人のエネルギーが相乗効果を生み、平穏も静寂も安心感も増幅される。
昨日は木花咲弥の会が主催する、花咲く瞑想会スペシャルバージョンに参加してきた。
新月や満月に開催される瞑想会。
雨でスーパームーンは隠れていたけれど、目に見えなくても、月はちゃんとそこにある。
クリスタルボウルの演奏を聴きながらの誘導瞑想。
今回のテーマは「豊かさ」で、豊穣の女神アバンダンティアを召還しての演奏だった。(←この辺りのこと、私はよく分からない)
ただただクリスタルボウルの波動が好き。
身体を預けるという感じ。
ものすご~~くリラックスできる。
瞑想の後は、ひとりずつ、花と話せるお花屋さんの初崎さんから、その人のために選んだ花一輪と花からのメッセージをもらう。
これが毎回、とても楽しみで。
今の私にぴたっとくるのは、どんな花かな。
その花は、私に何を伝えたいのかな。
トルコキキョウでした。
よく見ると、花芯が濃い紫ピンク。
なにか強い想いを秘めている感じ。
そしてこのトルコキキョウが私に伝えたかったメッセージは…。
ひゃっほーと叫びながら(叫ぶの?)、すべり落ちる(すべり降りるではなく落ちる?)
私はあまりはしゃぐほうではないので、ひゃっほーなんて歓声とは縁がないのだけれど、そんな風に叫んでいる自分を想像すると、あれ?なんかドキドキしちゃう。
クリスタルボウルの奏者、なんなさんが、触ってもいいよ…と仰るので、では遠慮なくと触らせてもらった。
ちゃんと音が出て、嬉しい(^^♪
花咲く瞑想会の様子は、初崎さんのブログをどうぞ。
次回は3月7日だそうです。