岐阜県養老町・船戸クリニックでウォン・ウィンツアンさんのコンサートと本道佳子さんのお料理教室

「ウォンさんのコンサートがあるから、おいでよ~~。」

まるでコンビニに行こうくらいの軽いノリで誘われたので、私も「わかった~~」と軽く返答。

コンサートの会場は、車なら3時間半、電車なら2時間15分+タクシー20分の地にあるが、日曜日だし電車で行けば日帰りも可能だ。

その昔、私は1人で県外に出ることがなかった。

独身の頃は、県外どころかアメリカに留学していて、1人でどこへでも行けたのに。

結婚したら、家族を置いて1人でどこかへ行くなんて、とんでもないと思い込んでいたのだ。

世が平成になっても、昭和の時代の妻の在り方、母の在り方、主婦の在り方にがんじがらめになっていた。

誰に強制されたわけでもないのにね。

それが今では、飛行機で電車で車で、行きたい場所には行ける。

時間的な制約はあるけれど、なんと自由になったものだろう・・・。

 

というわけで、ウォン・ウィンツアンピアノコンサートに出かけた。

13時半スタートのコンサートに行くため、朝9時に家を出る。

乗り物大好きな私にとって、これは遠足と同じ。るんるん💕

車窓の山がとてもきれいだ。

山

ウォンさんのピアノは初めてだが、以前、CDのジャケットを見たことがある。

案内のチラシには、”演奏を聴くと、胸を打たれて涙が止まらない”・・・と感想が。

音楽を聴いて、いいなぁと思ったり、リラックスしたり、気持ちがよくなったりすることはあるけれど、泣いちゃうことってあるだろうか?

それってどんな音楽なんだろうと、道々想像しながら着いた先は・・・。

船戸クリニック

あはは、またここ~~?😅

岐阜県養老町の船戸クリニック・天音の里。

天音の里は16年前に建てられた。

円形のホールで、全面床暖房、木がふんだんに使ってある広々とした空間だ。

普段はデイケアの利用者さんたちが、ご飯を食べたり、レクリエーションをしたりしている。

この日のコンサートは、私の大好きなヴィラカンポ1周年記念行事。

ヴィラカンポはこんな所

して、ピアニストは・・・。

ウォン・ウィンツアン

お客さんの前で靴を履き替え、司会者に紹介された後に「暑いからちょっと着替えてくる」と行っちゃうような、気さくなピアニスト、ウォン・ウィンツアンさん。

トークを交えながら、童謡のアレンジメントや自作の曲を次々に披露。

ホールの音響もいいのだろう。

ピアノの音がなんとも気持ちよく響く。

3曲目辺りから、私は座っていられなくなって、床にごろんと寝転んだ。

眠かったわけじゃないよ。

でも寝転んで、一切の力を抜きたくなった。

ウォンさんも、寝ても踊っても場所移動してもいいと仰ってくれたし。

床と・・・というより空間と一体となって、ただただピアノの音に浸っていた。

不思議なことに、子ども時代のことが思い出されてきて、それはなんというか私のしこりになっているような出来事なのだけれど、そういうモノドモが横になった私の体からスルスルと流れ出ていくような感じがした。

長いこと、傷ついていたけれど、もういいよね・・・みたいな。

すごく自然になにかが溶け出していく。

そして、横になったまま、泣いた。

哀しい涙じゃなかった。

うまく言葉にできないけれど、浄化の涙といったら一番近いかもしれない。

 

第二部は、ウォンさんと船戸クリニックの船戸崇史院長とうさとブランドのさとうさんのトークライブ。

船戸クリニック

ワクチンの是非や、さとうさんが住むタイのお話や、演奏のネット配信への挑戦など、話題はあっちゃこっちゃへ飛ぶ。

そこへ船戸博子先生が飛び入り参加。

内服薬って言うけれど、あれ、元々は飲むものではなく、皮膚に貼り付けるものだったって、知ってた?

服の内側につけるから内服薬なんだって。😲

そして・・・、ストレスを与える最大の要因は、身近にいる人なんて爆弾発言も。

船戸クリニック
(写真が下手ですんません)

爆笑トークライブの後は、博子先生リードの呼吸法とウォンさんのピアノで瞑想タイム。

人の体は8割が水。

水は波動で動く。

だからピアノの音で細胞内の水が震えるのだろう。

温かい床に横たわり、脱力しきって、澄んだ音色の海にたゆたう至福の時間。

船戸クリニック

たっぷり満足して、さて帰るか・・・と立ち上がったら、「ちかちゃん、ご飯食べていって!」となんとも有り難いお誘いが。

しかもそのご飯が、本道佳子さんのお料理教室だというんだから、もう三つ指突いて謹んで拝領させていただく以外の選択肢はない。

本道佳子

フナクリ食堂のキッチンには、いつものピンクのシェフコート。

短時間に、できるだけ簡単に、いっぱい作る本道佳子さんの手際は相も変わらず鮮やかで。

本道佳子

左からソイミートの唐辛子&甘酒和え、白菜とカリフラワーのココナッツミルクカレー、ほうれん草のごま和え、菊のおひたし2種、きのこのお鍋風。

ほうれん草のごま和えの隠し味は、まさかのシナモン!

お汁はシンプルにサトイモとカブの葉だけ。

なんの出汁だろう・・・とみんなで当てっこしたが、誰1人正解しない。

なんと味付けは醤油だけなんだって。う~~ん、不思議だ。

船戸クリニック

デザートは、小麦粉と砂糖と塩と油とバルサミコ酢を適当にパパッと混ぜて焼いたタルト。

サクサクサクと香ばしさが際だっていて、とても美味しかった。

この日は生の柿とリンゴを使ったけれど、タルトの上に果物やジャムをのせて焼いてもいいとのこと。

本道佳子

食べるだけ食べさせてもらい、しあわせすぎるお腹と心を抱えて、19時半の新幹線に飛び乗る。

自宅に帰り着いたのは22時半。

だいたい13時間強の遠足だった。

いっぱい元気をもらったので、明日からも頑張って働こうーーーーと自然に力が湧く。

なんていい1日だったんだろう。

しあわせの種、いっぱいもらったよーーー💕

 

この記事を書いた人

Chikako

金沢市在住。バラとコーヒーとコーギーが好き。
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