おはようございます。
…という書き出しで、毎朝、ブログを書いていた頃があったなぁ、そういえば。
今朝はすごく、おはようのご挨拶がしたい気分。
硬めの敷布団、ちょうどいい室温、ハーブの香り、久しぶりにぐっすり眠って、目覚ましが鳴る前に目が覚めた。
機械音に無理やり眠りを破られるのではなく、自然に眠りから浮かび上がってくる気持ちよさ。
身体が、もういいですよ…と言っている感じ。
カーテンを開けたら、曇り空。
でも目の前にはハーブガーデンとダマヌールの渦巻き。
ああ、そうだった、昨日から岐阜県養老町の船戸クリニックに来ているんだった。
クリニックといっても入院しているわけではないから、ご心配なく。
みそぶの仲間と、船戸クリニック併設のヴィラカンポでリトリート中。
人数の関係で、私は一人部屋をいただき、静かな朝を迎えている。
ブログを書く時は、ある程度、交感神経をオンにするのだが、こんなにゆるゆるでほにゃっとしたまま、書くのは珍しいかも。
…きっと体も心も緩んでいるからだろう。
みそぶとは、emi’sカフェのEmiちゃんを中心に、味噌作りを通じて、人生を豊かにし楽しむ部活。
10年くらい前から、断捨離や聴き方の学びを共有してきた仲間でもある。
そのみそぶが、みんなでヴィラカンポに行こう!…と決めたのが、1月半ば。
まさかこんなにすぐ実現するなんて…。(私はカメ体質)
なにごとも、スタートは”決めること”なんだなぁと改めて思う。
決めなければ、なにも動かない。
みそぶのメンバーは、それぞれに仕事があるので、先発隊と後発隊に別れ、途中で帰る人もいるけれど、全て自由。
滞在中になにをするかも、全て自由。
船戸クリニックでは、たくさんのセラピーが用意されているが、できることは全部体験したい人もいれば、なにも受けずにただゆっくりしたい…という人も。
一緒にいるけれど、全て自由というこの関係性が、とても心地よい。
ヴィラカンポには、宿泊できる部屋が4つある。
ローズマリー、ティーツリー、ラベンダー、ユーカリと、ハーブの名前がついている。
お玄関も、童話の中の家みたいで可愛い。
私の部屋はティーツリー。
それぞれの部屋は、テーマカラーが異なる。
ローズマリーは、ピンクのソファだった。
ソファに座ると、眼の前にハーブガーデン。
窓を開ければ、気持ちのよい風が流れ込んでくる。
寝室は腰高の壁で仕切られているだけなので、解放感抜群。
あれ、先客がいる?
お帽子もシックなクマちゃんだった。今晩は一緒に寝ようね。
ローズマリーの寝室には、白いウサチャン。
ハーブティにしてください…と、フレッシュハーブが生けてある。
クリニックのレストランで手作りした、ドライフルーツも。
日ごろ、仕事に、家事に、子育てにてんてこ舞いで、自分の時間なんてなかなか取れない女性たち。
でもそんな忙しい中、時間をなんとかやりくりして、リトリートにやってきた。
ここにいる間は、いったん役割は忘れ、自分をねぎらい、緩める時間にできたらいいなと思う。
セラピーやお食事の紹介もしていくね。