そうだ 京都、いこう。【北野天満宮】梅を堪能する

我が家には梅が大好きな人がいる。

普段、花にはさほど関心を示さないが、梅だけは特別らしい。

春まだ浅き頃から、梅、梅、梅見に行こう・・・と言い出す。

今回、京都に行った目的も、実は梅。

京都の梅とくれば、北野天満宮。

北野天満宮の基本情報

北野天満宮は、全国約1万2000社の天満宮、天神社の総本社。

天神信仰の発祥の地で、創建は平安時代(947年)。

菅原道真公をお奉りしている。

住所: 〒602-8386 京都市上京区馬喰町

電話: 075-461-0005

電車で行く場合は、京福電車・白梅町駅から徒歩5分。

バスかタクシーのほうが便利だと思われる。

北野天満宮公式HP

学問の神様なので、修学旅行生や受験生に人気。

北野天満宮散策

北野天満宮

日曜日だというのに、人出は少なめ。

観光バスも1台しか止まっていなかった。

北野天満宮

楼門までの参道に鎮座する撫で牛。

諸病平癒の力があるとされ、ナデナデすると御利益があるらしい。

みんなが触っていくので、肩のあたりが、てかてかに光っている。

北野天満宮

三光門(重要文化財)をくぐると、すぐ本殿(国宝)がある。

北野天満宮

本殿向かって左側の梅は、飛梅。

飛梅は、加賀藩前田家と深いつながりがある。

北野天満宮

梅の御紋は前田の紋。

では、早速梅苑へ。

梅苑は有料で、大人1000円、子ども500円。団体割引、身障者割引あり。

北野天満宮

入ってすぐに、シャッタースポット。

北野天満宮

梅越しに本殿が見える。

北野天満宮

梅苑には、50種、1500本の梅の木がある。

マスク越しでも分かる、梅の香り。

北野天満宮

今年は展望台が設けられていて、梅苑を上から一望できる。

見頃・・・のはずだが、まだ満開には少し早かったかも。

北野天満宮

チチチチと可愛い声とともに、メジロが群れで飛び回っている。

あっちの木から、こっちの木へと、メジロも団体旅行かな。

北野天満宮

清楚な一輪。

北野天満宮

地上からの眺め。どこからともなく、梅の精が現れそうだ。

ちなみに梅苑で収穫される梅の実は、神職と巫女さんが総出で正月の縁起物【大福梅】と【思いのまま】に加工する。

これを梅仕事と呼ぶそうだ。

北野天満宮

梅苑の外には、こんな粋な設えも。

最近、手水鉢を花で埋めるのが流行っているようだ。

石川県倶利伽羅不動寺・紫陽花の手水鉢
倶利伽羅不動寺

お天気もよく、気持ちのよい散策だった。

おまけ:2018年の北野天満宮・梅苑。

夕方だったので、キャンドルと松明でライトアップ。

北野天満宮

今年は夜の開園はないが、薄闇の中の梅も幻想的で美しい。

北野天満宮の梅の見頃は、3月末頃まで。

この記事を書いた人

Chikako

金沢市在住。バラとコーヒーとコーギーが好き。
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