月に1度通っている、アトリエ・コジーのブーケレッスン。
今月は春らしくイエローとグリーンのブーケでした。
2月の花材
花材はラナンキュラス5本、オニゼンマイ10本、麦いっぱい、アジサイの枝3本、アオモジ適量。
直線的で枝っぽい花材ばかり。
どうなるのかな…。
野崎三四子先生が、花材の扱い方から、丁寧に説明してくれます。
下ごしらえ
まずはネトワイエ(下処理)。
ラナンキュラスの葉を落とし、麦の葉を剥きます。
アジサイの水揚げ方法も習いました。
茎を斜めに切って、中の白い発泡スチロールのような物質を、ほじくり出します。
こうやって水揚げをすると、アジサイは長持ちするそうです。
そしてオニゼンマイ。
開いてくると、フワフワした毛が舞うので、今のうちに取っておきます。
裸に剥かれて、…なんだか寒そうね。
ブーケに束ねる
では、束ねていきましょう。
今回はスパイラルに。
最初の1本はラナンキュラス。それを起点に、茎を後ろへ後ろへと一方向へ流すように握っていきます。
これが思いの外、難しくて…。
今回の花材はツルツルしていて滑りやすいうえに、一本一本が太いので、束が大きくなりすぎて、握りにくい!
左手がプルプル震えてきます。
パリスタイルって、筋トレにもなりそうです。(^^ゞ
どうよ?…と言わんばかりのひろみさん。
完成しました
ラフィアで縛って、はい、できあがり!
直線的な花材は一様に天を目指し、力強い自己主張が感じられます。
その中で、アオモジの可愛い蕾が、柔らかさをプラス。
まるで、上昇志向はほどほどにして、のんびり行こうよ~~と誘っているみたいです。
これからオニゼンマイが開いてくると、また趣が変わってくるとのこと。
野崎三四子先生のレッスンには、写真指導も含まれます。
構図や画面の明るさなど、厳しいチェックが入ります。
花瓶に生けるだけでなく、こんな小道具と一緒に撮ると、また別のブーケみたいです。
ラッピングでフィニッシュ!
撮影後は、ラッピング。
好きな色の包装紙を選べるのですが、ひろみさんと私は、いつも対照的なカラーを選びます。
性格が現れているようです。
ガラスのピッチャーに生ける
先月のアマリリスブーケでも活躍したガラスのピッチャーに生けました。
スパイラルに束ねた茎の部分もよく見えるのですが、ブーケの胴回りが太く、窮屈な印象です。
下部が窮屈だから、上部もふわっと広がりづらいのでしょうか。
もっと大きな花瓶にのびのびと飾ってあげたいな…。
毎回、ぴったりの花瓶も欲しくなっちゃうのが、困りものです。