断捨離ブギウギマラソン・㉚季節の飾り物と㉛趣味のモノ&レジャー用品

もたもたしているうちに、暦ははや2月。

なにをしていようが、なにもしていまいが、時は容赦なく流れ去っていく。

福岡のまるちゃんが発信する断捨離ブギウギマラソンは、2023年の12月中旬にゴールしたけれど、私はやっと道半ば。😅

本日のお題、”季節の飾り物”と聞いて、ぱっと頭に浮かんだのはアレ。

もう数年来、心に引っかかっている。

押し入れの上段半分と納戸のかなりのスペースを占拠しつつ、この25年ほど、日の目を見ていない。

そんな不遇のアレとは、武者人形。

5月に飾るアレだ。

かれこれ30年近く前、長男のために、母が買ってくれたもの。

だけど!

何度も何度も何度も、私はガラスの目の人形が怖いと伝えてあったのに、あろうことか母が選んだのは、ガラスの光沢も美しいぱっちりお目々の人形だった。

しかも小さい物ならいざ知らず、この人形、身長が1メートル近くある。

最初の3年ほど、端午の節句に飾ったけれど、その間、私は和室に入れなくなった。

元はといえば、私が幼少の頃、祖母から贈られた藤娘の日本人形が原因だ。

白い陶器の肌にガラスの瞳も麗しい人形を、私は親しみを込めて”ふじこちゃん”と呼んだ。

ひな祭りの日、藤娘と家中のぬいぐるみをテーブルに飾り、メロンソーダと雛アラレをお供えして、母と風呂に入った。

ところが浴室を出てきたら、ソーダが半分に減り、藤娘のガラスケースの扉が半開きになっていた。

恐怖におののく私に、「あら、ふじこちゃん、喉が渇いたのかしらね」と母がシレッと言う。

人が風呂に入っている間に、勝手に出てきてソーダを飲む人形。

もうそれは恐怖の対象でしかなかった。

私に深いトラウマを植え付けた母は、そんな悪戯のことなどきれいに忘れ、大きな武者人形を贈ってきた。

そして私の恐怖心は息子にも伝染したのか、彼もこの人形を嫌がって、中学生になると「アレを飾るなら、家には帰らん!」とまで言い出す。

…要らんよね、そんな人形。

だけど処分できないのは、やはりこれが「男の子の健やかな成長を願って」誂えられた品であり、処分なんかしたら、あのガラスの目に祟られそうであり、高価な品を買ってくれた母に悪いなという罪悪感が拭い去れないからだ。

私の断捨離歴は長いけれど、ずっと遡上にのぼりながらも保留になっている、面倒くさいアイテムだ。

粗大ごみにほいほい出せるモノでもないしね。

ああ、今年も飾らないとよく分かっているのに、…またこのままスルーされていく。😢

せめてこれを処分しようかな。

これまた母が、「持っているといいことがあるから」と通販で買ったシロモノ。

かわいくないこともないこともないこともない…かな。

でも寅年は終わったし、この置物に願掛けしているわけでもないので、もういいや。

31日目のお題は、趣味のモノとレジャー用品。

趣味のモノ?

う~~ん、私は特に趣味ってないしなぁ。

コンサートやミュージカルや映画を観に行くのは好きだし、本を読むのも好き。

でもそれって、体ひとつでできること。(本は別の課題でやったし)

う~~~んと唸っていたら、突如ひらめいた。

アレがある!

そう、乙女の憧れ、バレエグッズ。

大人から始めたへたっぴバレエだったけれど、けっこう一生懸命続けて発表会にも出た。

だけど10年くらい前から、ライフスタイルが変わってだんだん足が遠のき、もう全然レッスンしていない。

いつかまた…という気持ちがないでもないけれど、もしそんな時がきたら、10年前のウェアではなく、新しく揃えよう。

ただし血と汗のしみ込んだトウシューズは、今でも愛おしいので残しておく。

レジャー用品は、息子のキャンプ道具(使っていない)がどっさりあるけれど、これは人のモノなので手出ししない。

30日目と31日目、クリア💕

この記事を書いた人

Chikako

金沢市在住。バラとコーヒーとコーギーが好き。
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