「ストレスを感じる箇所が違うなーー」と夫。
どういう意味かと申しますとね。
実はここ2カ月ほど、朝起きると洗面台に水が溜まっているようになったのです。
きれいに拭いて出勤しても、帰宅すると水たまりができています。
翌朝もまた水たまり。
すき間があるようには見えませんが、蛇口の足元からジワジワと水漏れしているようです。
(この辺から)
…で、夫はその水たまりを見る度に、言いようのない不快感に襲われていました。
居ても立ってもいられず、私の手鏡で水を掻きだします。
それで毎朝、「私の大事な鏡をそんなことに使わないでよ!」と小競り合いに。
水漏れの量は、一晩で50ccくらい。
確かにもったいないのですが、私にとっては微量の範囲なので、あ~、そのうち修理しないとなぁ…くらいで、それほど気になりません。
ですが、やいのやいのとうるさいので、水漏れ、やっと修理しました。(^^ゞ
さて水が漏れることには左程ストレスを感じない私ですが、これが水の詰まりとなると話は別。
1分1秒でも早く解消したくて、居ても立ってもいられません!
家の詰まりは人生の詰まり…と散々説いてきた過去も、無関係ではないでしょう。(^^ゞ
洗面台のパイプが詰まって、床が水浸しになったのは、ちょうどお盆休みの初日でした。
世間はみんな休日だけど、あと4日も待てない!
ネット検索もしてみましたが、まず誰よりもこの家のことをよく知っている、大工さんに連絡を取りました。
有難いことに、「わしらの仕事に、盆暮れはないから」と、水道屋さんと一緒に駆けつけてくれました。
排水口から長いブラシを入れてみましたが、全然効果がなく、結局パイプを分解して、中の詰まりを取ることに。
煮凝りみたいな、コリコリした黒い汚れがわんさか出てきて、無事パイプは開通しました。
この時、夫は、そんなにカリカリしていませんでした。
休みの間は、洗面台を使わなければいいじゃない…とのんびりモード。
この対照的な反応を指して、ストレスを感じる箇所が違うと夫は言うのです。
夫は漏れているのが嫌な人、私は詰まっているのが嫌な人。
夫婦や親子といえど、ひとりひとり感覚は違います。
ストレスを感じる事柄も、そのレベルも異なります。
誰かと一緒に暮らす時、自分は平気でも、相手にとっては大問題になることがある…と踏まえておくと、回避できる諍いもあるかもしれません。
さて水には関係ありませんが、最近、感覚の違いを経験したことがもうひとつ。
週末、横浜のホテルに泊まりました。
デザイナーズホテルとかで、個性的なしつらえを売りにしています。
でも、今回通された部屋に入って、びっくり仰天。
壁にこんなパネルが!
loveと書いてあるけど、これのどこがlove?
アートの感覚が立っている人にとっては、うわ~~カッコいい!…となるのかもしれませんが、ちょっと私は無理…。
見ず知らずのオジサンに見守られていたら、眠れません。
目が怖いし…。
部屋を替えてもらおうかとも思いましたが、チェックインが遅かったので疲れていて、そんな気力もわかず、申し訳ないけれど、タオルで覆い隠してしまいました。
せっかくのアートが、まさに豚に真珠。
これも人の感覚の違いを見せつけられた出来事でした。