講座には、直接出席する主義である。
ビデオ受講ができるとしても、リアルにその場で受ける講義とネットを通して受ける講義は、明らかに熱量が違う。
会場に流れるエネルギー、場の力…とでも言おうか。
講師だけではなく、その場に集う参加者全員で作り上げる場の力。
講師業をしていて、場の力に助けられたことは何度もある。
逆にマイナスの力に足を引っ張られたことも。
確かに存在するエネルギーだけど、同じ講義なのにビデオにすると希釈されるのか、感じにくい。
だから講座はリアルに限る!…と思っている。
だが、やむを得ない事情で欠席する場合、頼りになるのはやはりビデオ。
12月の第3講に続き、はなはだ不本意ではあったが、1月の第4講も欠席することになった。
2カ月連続のビデオ受講だ。
一人で視聴するため、集中力が途切れやすい。
1回1時間前後と時間を区切って、取り組んだ。
立花B塾レベル2・第4講のテーマはお金
B塾はいつも三段重ね。
在り方(Being)とブログ(blog)とブランディング(branding)から、その日のテーマに迫る。
今回はお金について。
21世紀のお金との付き合い方(在り方・being)
これはつまり、お金と自分の関係性。
お金をどんなものだと捉えているのか。
キャッシュレスが浸透して、お金の意味が変わってきた。
お金は現金よりも、数字の流れへと移行しつつある。
終身雇用制度も今は昔。
現実が変わったのだから、私たちも認識を変えていかなければならない
お金はもはや、一生懸命働いても一定額しか入ってこず、油断するとすぐに無くなるものではない。
お金は足りないのではなく、満ちている。
ただ社会の中には潤沢にあるが、流れの本流に身を置かなければ、その恩恵には与れない。
そんなこと言ったって、通帳の残高、増えないじゃん!
…とぼやいている限り、流れには乗れないのだとか。
お金は溜め込んで動かさないのではなく、自分に有効に投資すれば、何倍にもなって返ってくるらしいよ。
ここで一番問題になるのは、「自分には稼げるわけがない」というビリーフ。
そう信じ込んでいれば、その通りの現実が創造される。
私に響いたのは、投資と浪費は違うからね…という一文だった(^^ゞ
ブログで稼ぐ(ブログ・blog)
長くブログを書いているが、ブログがお金になる…と思ったことはない。
アフィリエイトやアドセンス…、名称は知っているけれど、私には遠い世界のことだ。
まあ、でもその仕組みをちゃんと知っておくのは、いいかもしれない。
ブックレビューには、アマゾンのリンク、貼ってるしね。
ただしたっちー(講師の立花岳志さん)の言う『ブログで稼ぐ』は、信用貯金のことだと思う。
ブログを書くことで、まず自分の人となりを知ってもらう。
そして会ったこともない人に、この人なら信用できる…という確信をもってもらう。
そこで初めて、自分の推す商品や講座を紹介して、積み上げた信用に基づいて、購入してもらう。
それが、たっちーの『ブログで稼ぐ』だと解釈した。
プロフェッショナル論(ブランディング・branding)
プロとは結果を出す人のこと。
教えてもらってないとか、知らなかったとか、言い訳をしない人のこと。
知らないことは、自分から貪欲に学ぶ姿勢を持った人のこと。
そして常に自分を客観的に見ることができる人のことだ。
完璧である必要はないが、常に完璧であろうと努力する姿勢は必要だ。
プライシングの重要性(ブランディング・branding)
自由業は、自分で自分の仕事に値段をつけることができる。
だが、これがなかなか難しい。
自分の講座には、3000円の価値しかないと思っている人もいれば、同じ内容で30000円を提示する人もいる。
違いはズバリ、自己肯定感。
自己肯定感が低ければ、自信を持って適正価格を提示することができず、ついつい卑屈になって安売りや値引きをしてしまう。
これは断捨離トレーナーをしていた時に、よく直面する問題だった。
いったいこの講座をいくらで提供すればいいのか。
自分がこの金額で…と思う値段よりも、この値段で来てくれる人がいるかしら…が先に立ち、受講料の設定には毎回、頭を抱えた。
だがどんな値段にしたところで、それに呼応した人が来てくれるのだ。
3000円の講座に、10人来てくれば30000円。
でも30000円の講座は、たった一人来てくれるだけで、同じになる。
お金が全てではもちろんないけれど、仕事でやる以上、この感覚は大切だ。
ボランティア価格が長く続けば、結局モチベーションが萎えて、最高のものを提供できなくなるから。
Chikakoの感想
今、私には商うものがない。
ブログで販促したい商品も講座も持っていない。
アフィリエイトやアドセンスも、あまりピンとこない。
特に信用を構築する必要もない。
今私にあるのは、真理を知りたい・学びたいという気持ち。
自己の本質を知り、自分に正直に生きたいという気持ち。
軋轢にまみれた半生だったけれど、自分も他人もあるがままでよしとして、適切な距離感で心地よく生きたいという気持ち。
そのプロセスとして、ブログを書く。
私は書くことで頭の中を整理するタイプだから。
でも将来的には、何がどう展開するのか、分からない。
もしまた誰かに何かを伝える仕事をするようなことがあれば、その時は、お金に関するこの知識が役に立つだろう。
そんな日が…くるのかな?(^^ゞ