旅の楽しみのひとつは、車内のお弁当。
以前、福岡から遊びに来たみなさんが、金沢の駅弁はクオリティが高い!…と絶賛してくれた。
どれを買っても美味しい…と。
金沢は回転寿司のクオリティもすごく高いのだが、地元にいるとそれが当たり前で、県外の方に指摘されて初めて、ああ、そうなのか…と意識する。
駅弁も回転寿司も私が作ったわけではないけれど、褒められると嬉しい。(^^♪
だけど駅弁が美味しいのは、金沢だけではないよ。
東京駅の北陸新幹線改札口前のecute(エキュート)のお弁当売り場は、なかなか充実していて、いつも選ぶのに迷う。
今回、ご紹介するのは、えさきのおべんとう(おいしい+)。
青山の日本料理店「えさき」のシェフ、江崎新太郎氏がお弁当専門に立ち上げたおいしいプラス。
江崎シェフは、7年連続ミシュラン三ツ星を獲得している、凄腕の料理人。
(江崎新太郎シェフ/画像はおいしい+より)
江崎シェフは、世界から肥満や病気を減らしたいと言う。
おいしい+を立ち上げたのは、美味しさと一緒に健康をお届けし、世の中の役に立ちたいという想いから。
シェフの理想が現実化したおべんとうが、東京駅で購入できる。
えさきのおべんとうの基本情報
場所: JR東京駅・エキュート東京(サウスコート)
電話: 03-3211-7557
営業時間: 通常は8:00~22:00(当面は平日21:30、土日祝21:00)
エキュートサウスコートは、新幹線南乗り換え口の真ん前。
えさきのおべんとうは、エキュートサウスコートに入って、すぐ左の角にある。
えさきのおべんとうはヘルシー
① 全商品低糖質・低カロリー
ボリュームは申し分ないのに、カロリーは少なめ。
一番カロリーが低いのは、鶏つくね彩り野菜&ごはんで、368kcal。
一番高カロリーの八種の人気者にぎわいプレートですら、732kcal。
カロリーだけでなく、塩分表示もあるから、血圧を気にする貴方も大丈夫。
② ごはんはこんにゃく米
ごはんにお米の形をしたこんにゃく米が混ぜてある。
こんにゃくでカロリーカットできるだけでなく、食物繊維も摂れる。
③羅漢果(ラカンカ)を使用。
砂糖の代わりに天然果実のラカンカで甘みを出している。
④ 化学調味料、香料、着色料、保存料は不使用。
簡単に言うが、これらを使わずに、家庭のごはんではなく、販売する商品を作るのは、かなりハードルが高い。
彩り豊かな新懐石弁当
娘の卒業式の帰路で、私が購入したのは彩り豊かな新懐石弁当。
たしかに彩り豊か~~。
では、メニューをご紹介。
こんにゃく米をまぜたごはんの上にトッピング2種。
牛肉とカラーピーマンのかき油炒めとごま香るキャベツと鮭そぼろ。
左: かぼちゃとナッツのサラダ。
右: 小松菜と油揚げの煮浸し
左上: 人参とツナのラペ
左下: レンコンとエリンギのチーズ炒め
右上: 鶏胸肉のサラダ仕立て
右下: キュウリとトマトの黄身酢がけ
左: こだわり手巻きの出し巻き玉子
右: キャベツのサッパリ和え
糖質46.1g、カロリー478kcal、塩分1.9g。
Chikakoの感想
低カロリーは、味気ないくて美味しくないとか、健康と美味しいは両立しないとか、そういう先入観を見事に打ち砕くお弁当だった。
酸っぱい、甘い、塩辛いだけでなく、レモンやチーズなどで、味にバラエティがあって楽しいし、こんにゃく米のおかげでお腹もいっぱいになる。
旅は非日常。つい暴飲暴食になるけれど、羽目を外して疲れた身体と胃に、すんなり収まる。
胃もたれもないし、なにやらヘルシーな物を食べたんだ・・・というメンタル効果もあるはず。
エキュートには、ステーキ弁当やカツ弁当など、がっつり系もたくさんあるが、えさきの優しいお弁当は、私たちの年代には有り難い。
デリバリーやお取り寄せもできる
えさきのおべんとうは、東京23区内であれば、15000円以上で配達してくれる。
注文は3日前までに。
冷凍のお弁当もあるので、遠方の場合はお取り寄せで、えさきの味を楽しめるよ。