初アラレも降り、「タイヤ替えた?」が挨拶代わりの今日この頃。
庭造りもそろそろ仕事納めかもしれない。
空のごきげんを伺いながら、できるところまで進めておこうと着手した花壇の模様替え。
いよいよ実食・・・じゃなかった、実際の労働に入った。
手を入れるのは2カ所だが、とりあえず玄関アプローチ横の花壇から。
まずは現状をしっかり認識せねば。
荒岡明子先生からいただいたアドバイスは、バラバラに生えている植物のグルーピング。
つまり同じ植物同士を固める。
・・・ということは?そう、移植のために堀り上げるのだ!
ああ、力仕事。😭
ガーデニングって、可愛い花苗を買ってきて、るんるんしながら植える・・・お洒落な部分はほんの1割くらいしかない。
残り9割は、ひたすら草むしり、草むしり、草むしり、土作り、剪定、冬支度、そしてまた草むしり。
地味で疲れる作業の連続だ。
でも、まあ、もうやるって決めたんだから、やるか。
ええ、掘りましたとも!
燦然と輝く角のシャベルを見てちょうだい。
元気のないつるバラのヒストリーは、別の場所へお引っ越し。
ライト周りのアガパンサスやアイビーはそのまま残すことにした。
アガパンサスの中から伸びていたブルーベリーは、最初堀りあげるつもりだったが、あまりにも根が絡まり合っていたため、根元から切ることに。
また伸びてくると思うが、これはその都度、切るしかない。
右側から侵食してきた芝も、全撤去。
散らばっていたクリスマスローズたちとラベンダーは、しばらく箱暮らしだ。
土の中の根っこも、丁寧に取り除いた。
5~6メートル離れているハナミズキの根っこまで伸びてきていたのには、びっくりした。
絡まり合う根っこは、もはや何の植物かも判然とせず、土を抱き込んでエライことになっていた。
これを放置すると、芽吹きの春に私が泣くことになる。
地表に何もなくても土中にしっかり存在し、しかも複雑怪奇に絡まり合って・・・、根気よく除去しながら、これって人の心に似ていると思った。
表面的にはなんの問題もないように見えて、しかしその実、心の中にはどうしようもない孤独を抱えている・・・みたいな。
土をいじっている時間って、瞑想に似ているのか、頭が冴えるね。
さて、すっきりしたところで、考えた。
奥に植えるバラを少し嵩上げしたいな・・・と。
以前は、オベリスクの向こう側に手が入らなくて、雑草が抜きにくかった。
オベリスク本体を少し手前に出すとしても、やっぱり上半身を不自然なまでに伸ばさないと、奥には手が届かない。
この姿勢は腰にくる・・・。😅
でもバラ自体が少し高い位置にあれば、ずいぶん楽になるはず。
そこで、浮かんだアイディアを早速、形にしてみた。
レンガの花壇の中に、さらに花壇!(花壇in花壇😆)
実は裏庭に、使わなくなったレンガがいっぱい野ざらしになっていたので、ちょうどいい。
ここに園芸土を入れれば、植物にとってもよい生育環境となる。
はい、どん!
1袋298円なり。
5袋では足りない。
さらに3袋買い足し、レンガも少し増やして、壁際にクリスマスローズを移植。
今はこんな感じ。
ここにオベリスクを建て、黄色いつるバラを植え、足元にグラウンドカバー。
雪が降る前の作業としては、こんなものかな。
でもこの後は、お楽しみの1割だ。
まず黄色いバラを選定して、購入しなければ。
候補はみっつ。
毎日のようにネット検索して、あれこれ検討しているが、決められない~~。
①グラハム・トーマス。
黄色のつるバラの代表選手。
よく伸び、よく咲き、四季を通じて楽しめる。
病気や害虫にも強いが、惜しむらくは花持ちがあまりよくない。
②ゴールデンセレブレーション
グラハム・トーマスと同じイングリッシュローズで、性質はよく似ているが、若干花持ちはよいらしい。
花形がとにかく美しいが、最長で2メートルに達するかどうか。
③サハラ
山吹色というよりはオレンジに近い。
深い緑の照葉が美しい。
育てやすい強健種。
咲き進むと色が変わる。
以前育てたことがあるが、日照が足りずあまり咲かなかった。
どのバラもキュートすぎて、ひとつになんて絞れない。
みなさんは、どの子がお好き?