今日、大きな大きな断捨離をしました。
手放したほうがいいのでは・・・と思い始めて、どのくらいになるでしょうか。
私が断捨離に夢中になってからほどなくして、夫が「アレは?」と指さしたのが、ピアノでした。
ピアノ?
私のピアノを断捨離する?
いやいやいや、それはないでしょーーー。
ピアノは別格ですから!
「だって、誰も弾いてないよ。」
痛いところを・・・。
断捨離の判断基準は、今の私が使うか、使わないか。
その観点で考えれば、まさしく断捨離対象なのですが・・・。
私が全力で抵抗するわけは、ピアノが大物だからだけではありません。
実はワタクシ、恥ずかしながら、大学の専攻は音楽なのです。
しかもメインの楽器はピアノ。
でもそのことを知る人は、ほとんどいません。
…才能がなかったこと、大成しなかったことを知られたくなくて、ずっと黙っていたからです。
プロのピアニストじゃなければ、ピアノを弾く資格はないのか?
否!
音楽と書いて音を楽しむ。
自分が弾いて楽しければ、それもまたよし。
…なのに、そう思えない自分がいました。
ピアノがただの置物になってしまったのは、その辺にも理由があったのかもしれません。
いずれにせよ、8年近い逡巡を経て、ついに私のピアノが旅立っていきました。
ピアノに関する想いを、ここで一度しっかり見つめてみようと思います。