人生100年時代の健口レシピ~歯科医が語る女性の活き方

加賀市大聖寺で75年の歴史を誇る土田歯科医院。

3人の歯科医師の1人、土田繁美さんがなにやら新しい講座を開催するという。

歯科医師の立場から、女性の生き方を説くらしい。

いったいどんなお話をするのか、友人として、これはぜひとも参加せねば。

生の時代、性の時代、精の時代の3部構成で、第2回の性の時代に潜入。

会場は石川県加賀市のシェアキッチン・木楽屋さん

この春オープンした、ペレットストーブも素敵なシェアキッチン・木楽屋さん。

麹を使った体に優しい食事やパンやピザで、順調にファンを獲得していると聞いた。

寒くなってから訪問したのは初めてだが、ペレットストーブに火が入っていた。

黒いストーブの中で、パチパチと炎が燃える。

暖炉とは少し違うが、なんて癒やされる光景だろう。

講座は午前と午後の2部制で、午後の部に参加すべく13時頃到着すると、Emi’sカフェのえみちゃんのお弁当が待っていた。

木楽屋

雑穀米に煮物、揚げ物、和え物、酢の物、サラダといいバランスだ。

砂糖は使わず、甘みは麹で出している。

添え物のレモンすら、ものすごく肉厚。きっと名のあるレモンに違いない。

サラダのドレッシングは、マーマレード味。

あっという間に完食しちゃった。

Emi’sカフェのよだれが止まらない画像

シェアキッチン・木楽屋さんってこんな所

女性という性に生まれた・・・

お腹もいっぱいになって準備万端、いざ二階のセミナースペースへ。

セミナーのタイトルは【私らしい人生をいく!!~人生100年時代の健口レシピ~】。

主催者からの元々の依頼は終活。

終活というテーマは、繁美先生の手にかかると、終い方ではなく、生き方に変わる。

第1回目の生の時代は、生と死を考える内容だったとか。

今日は2回目で、性の時代。

性の時代 = 活

あ、活という字は、さんずいに舌と書く。

なるほど、お口の中に繋がるわけね。

女性という肉体で生まれた私たち、その性を受け入れ活きるとはどういうことか。

LGBTの話も織り交ぜながら、活きる(いきる)にフォーカス。

医療者の立場から見ると、エビデンスがとても大切。

エビデンスとは、つまり科学的データに基づく根拠のこと。

エビデンスがなければ、医療者は人の体に触ることはできないそうだ。

今、私たちを悩ませているcovid19は、ワクチンや治療法や治療薬についてのエビデンスが、まだ確立されていない。

陰謀論などいろいろあるけれど、今はエビデンス確立のためのデータを地球規模で集めている段階だ。

だから科学的には、シロともクロとも言えないのだ。

後の人類のために、私たちの体験がデータとして貢献する。

木楽屋

口元は印象を大きく左右する

目は口ほどに物を言う。

だけど口は、言葉を発するだけではない。

目に比べたら圧倒的に面積が広く、表情の決め手になりうる。

マスクをしていると、相手の表情が分かりにくいでしょ?

目だけ見えても、口元が笑っているか、への字になっているかが分からなければ、判別するのが難しい。

そんな口元は相手に与える印象も左右する。

だから唇や歯のお手入れって、私たちが思っている以上に大切。

そのために普段からできること、たくさん教えてもらった。

舌を使った体操とか、ホワイトニングとか、唾液腺マッサージとか。

唾液腺は、耳下腺、顎舌腺、舌下腺と三種類あるが、これを刺激することで、唾液が出る。

お口の中を正常に保つためにも唾液はいっぱい出さないと!

マッサージしなくても、唾液腺に手を当ててちょっと温めるだけでも効果はある。

私は手を当てて1秒で、ドバ~~~ッと唾液が出るのを感じるよ。

唾液腺

赤ちゃんは目と口がある相手を人間と認識する。

マスクだらけの今の世の中、もしかしたら赤ちゃんは、ロボットの世界にいると勘違いしているかもね。

舌を見れば体の状態が分かる

最後に、たくさんの舌の画像を見せてもらった。

理想的な舌は、赤すぎず、白すぎず、滑らかで形も整っている。

歯を食いしばって寝る癖がある人は、なんと舌に歯形がついちゃうんだって。

中央に亀裂がある人は、胃腸に不調をかかえている場合が多いそう。

漢方医もまず舌を見る。

顔色や脈診と同じくらい、舌は体の状態を物語るらしい。

セルフチェックのためにも、定期的に舌の写真を撮ることを奨められた。

土田歯科医院

来月の最終回では、精の時代として、第六感や第七感を取り上げるそうだ。

ちょっとスピリチュアル?楽しみだ。

今後も繁美先生から目が離せない!

土田歯科医院HP

 

この記事を書いた人

Chikako

金沢市在住。バラとコーヒーとコーギーが好き。
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