クラシカルでロマンチックなグランドホテルオスロに1泊。
もう今日は、次の街へ移動する。
オスロのような魅力的な街に、1泊だけなんて、もったいない話だ。
でも13時のフライトにあわせ、10時半にはチェックアウトして、空港行の電車に乗らなければならない。
じゃ、時間ギリギリまで散策しよっか~~。
オスロ市庁舎周辺
昨日とは打って変わって、いい天気。
徒歩圏内に、市庁舎、オペラハウス、ノーベル平和センター、オスロ大聖堂に、王宮まである。
どっちの方向に歩いても、なにかある。いざ!

ホテルのすぐ右手。オープンテラスがいっぱい。お昼ごろには、ここがいっぱいになるのかな。

向かいの公園には、大きな池。冬場にはスケートリンクになるらしい。

緑が豊かだなぁと感じた。木が大きい。そして人が少ない。

手のひらから木が生えているよ。面白いね。

あちこちに像がある。

フォトスポット?

オスロ市庁舎。反対側に大きな「75」のペイントが。市政75周年? または建物ができて75年?
左側の塔に鐘があって、毎時、ゴ~~~ンと鳴り響く。

市庁舎前広場に、ポップな看板。

市庁舎横を抜けると、昨日行ったアーケル・ブリッゲが見える。こんなに近かったんだ。

ノーベル平和センター。

宮殿。かつてスウェーデンとノルウェーの王として君臨したカール・ヨハン王のノルウェーの住居。
現在はノルウェー国王の公邸で、庭園は一般開放されている。
観光客が普通に近づけるって、ガードが甘いのでは?

国会議事堂。前日は、この前でウクライナの旗を立てて、集会をしていた。
お名残り惜しいけれど、さあ、時間だ。
空港へ
昨日使ったメトロとは違う路線で、ガーデモエン空港へ向かう。
…が、なんとか駅は見つけたけれど、切符の買い方が分からない。
ホームへ降りるエスカレーターの前には、切符販売機が2種類。
色が違うけれど、どっちを使えばいいのか。
画面表示はノルウェー語なので、意味が分からない。
駅員さんに聞こうにも、一人もいない。なに、ここ、観光客も多いだろうに、無人駅なの?
隣の売店でパンを焼いていたお兄ちゃんに聞いてみるが、その機械で買ってとしか。
電光掲示板には、あと10分で電車が来ると表示されている。
焦る…。
行き先表示もないが、とりあえずチカチカしているボタンを押すと、クレジットカードを入れろみたいな絵が。
来た時よりも高い気もするが、モタモタ検討している時間はない。
そのまま6人分購入して、電車に飛び乗る。
私たちみたいに困る人、他にもいるだろうなぁ…。

ベルゲンへ
次の目的地は、ノルウェー第2の街、ベルゲン。
ベルゲンはノルウェー西岸の海に面し、フィヨルド観光のベース。
人口は29万人ほどだが、養殖業、開運、海洋石油産業、海底技術の中心地で、ノルウェーの学術、観光、金融の中心都市。大学もあるよ。
私はこの旅に参加するまで、ベルゲンという名前も知らなかった。
ご縁というものは人との間だけではなく、土地とも結ばれる。
不思議なご縁だなぁ。
空港では自動チェックイン機にパスポートをかざしてでチェックイン。
荷物は発行されたタグを自分で取り付け、機械に預ける。(最近は羽田も同じ方式だけど)
駅もそうだったが、空港も至る所が自動化されていて、人が少ない。
人口が少ないということは、つまりこういうことなのだろうか。
今度は国内線なので、保安検査だけでOK。
SAS(スカンジナビア航空)の小さな飛行機で、1時間弱のフライトだ。
SASの機内サービスは、飲み物だけじゃなく、ポテトチップスなんかももらえる。
ちなみに北欧の航空会社が提供している、ブルーベリージュースはかなり美味しい。

ベルゲンへ到着したはいいが、さてどうやってホテルまで行けばいいだろう。
ここも観光案内所は無人で、複数言語の地図とパンフレットが置いてあるだけだ。
バスと電車の選択肢があるが、バスが便利そう。
そしてまたチケットだ。
無人の販売所で、自分で買うかネットで購入。
ネットを試みるが、うまくつながらない。
販売機はまたもやノルウェー語。
英語表記にもできるが、行き先などを選ぶことができず、本当にこれでいいのか当惑する。
一人でいい、案内の人を置いてほしい…。
どうしていいか分からなかったので、街から帰ってきたであろうバスの運転手さんを捕まえて、これに乗りたいと訴えた。
「ちょっと割高だけど、車内で買えるよ。」
よし、じゃあ、そうする。
発車時刻を確かめて、改めてバス停に戻ると長蛇の列!
え?…乗れるのか、全員。
はらはらしながら順番を待つ。
6人分のチケットを購入する時点で、シニア割があることを知る。
ノルウェーのシニア割は67歳から。お、使えるメンバーがいるぞ。
バスはほぼ満席で、一番後ろの席だったけれど、シートに座ったら、ほっとして気が抜けた。
ベルゲンって、どんな街かなぁ。
→北欧の旅⑤へつづく