北欧の旅2025④ オスロ/市庁舎周辺散策、そしてベルゲンへ

クラシカルでロマンチックなグランドホテルオスロに1泊。

もう今日は、次の街へ移動する。

オスロのような魅力的な街に、1泊だけなんて、もったいない話だ。

でも13時のフライトにあわせ、10時半にはチェックアウトして、空港行の電車に乗らなければならない。

じゃ、時間ギリギリまで散策しよっか~~。

オスロ市庁舎周辺

昨日とは打って変わって、いい天気。

徒歩圏内に、市庁舎、オペラハウス、ノーベル平和センター、オスロ大聖堂に、王宮まである。

どっちの方向に歩いても、なにかある。いざ!

ホテルのすぐ右手。オープンテラスがいっぱい。お昼ごろには、ここがいっぱいになるのかな。

向かいの公園には、大きな池。冬場にはスケートリンクになるらしい。

緑が豊かだなぁと感じた。木が大きい。そして人が少ない。

手のひらから木が生えているよ。面白いね。

あちこちに像がある。

フォトスポット?

オスロ市庁舎。反対側に大きな「75」のペイントが。市政75周年? または建物ができて75年?

左側の塔に鐘があって、毎時、ゴ~~~ンと鳴り響く。

市庁舎前広場に、ポップな看板。

市庁舎横を抜けると、昨日行ったアーケル・ブリッゲが見える。こんなに近かったんだ。

ノーベル平和センター。

宮殿。かつてスウェーデンとノルウェーの王として君臨したカール・ヨハン王のノルウェーの住居。

現在はノルウェー国王の公邸で、庭園は一般開放されている。

観光客が普通に近づけるって、ガードが甘いのでは?

国会議事堂。前日は、この前でウクライナの旗を立てて、集会をしていた。

お名残り惜しいけれど、さあ、時間だ。

空港へ

昨日使ったメトロとは違う路線で、ガーデモエン空港へ向かう。

…が、なんとか駅は見つけたけれど、切符の買い方が分からない。

ホームへ降りるエスカレーターの前には、切符販売機が2種類。

色が違うけれど、どっちを使えばいいのか。

画面表示はノルウェー語なので、意味が分からない。

駅員さんに聞こうにも、一人もいない。なに、ここ、観光客も多いだろうに、無人駅なの?

隣の売店でパンを焼いていたお兄ちゃんに聞いてみるが、その機械で買ってとしか。

電光掲示板には、あと10分で電車が来ると表示されている。

焦る…。

行き先表示もないが、とりあえずチカチカしているボタンを押すと、クレジットカードを入れろみたいな絵が。

来た時よりも高い気もするが、モタモタ検討している時間はない。

そのまま6人分購入して、電車に飛び乗る。

私たちみたいに困る人、他にもいるだろうなぁ…。

ベルゲンへ

次の目的地は、ノルウェー第2の街、ベルゲン。

ベルゲンはノルウェー西岸の海に面し、フィヨルド観光のベース。

人口は29万人ほどだが、養殖業、開運、海洋石油産業、海底技術の中心地で、ノルウェーの学術、観光、金融の中心都市。大学もあるよ。

私はこの旅に参加するまで、ベルゲンという名前も知らなかった。

ご縁というものは人との間だけではなく、土地とも結ばれる。

不思議なご縁だなぁ。

空港では自動チェックイン機にパスポートをかざしてでチェックイン。

荷物は発行されたタグを自分で取り付け、機械に預ける。(最近は羽田も同じ方式だけど)

駅もそうだったが、空港も至る所が自動化されていて、人が少ない。

人口が少ないということは、つまりこういうことなのだろうか。

今度は国内線なので、保安検査だけでOK。

SAS(スカンジナビア航空)の小さな飛行機で、1時間弱のフライトだ。

SASの機内サービスは、飲み物だけじゃなく、ポテトチップスなんかももらえる。

ちなみに北欧の航空会社が提供している、ブルーベリージュースはかなり美味しい。

ベルゲンへ到着したはいいが、さてどうやってホテルまで行けばいいだろう。

ここも観光案内所は無人で、複数言語の地図とパンフレットが置いてあるだけだ。

バスと電車の選択肢があるが、バスが便利そう。

そしてまたチケットだ。

無人の販売所で、自分で買うかネットで購入。

ネットを試みるが、うまくつながらない。

販売機はまたもやノルウェー語。

英語表記にもできるが、行き先などを選ぶことができず、本当にこれでいいのか当惑する。

一人でいい、案内の人を置いてほしい…。

どうしていいか分からなかったので、街から帰ってきたであろうバスの運転手さんを捕まえて、これに乗りたいと訴えた。

「ちょっと割高だけど、車内で買えるよ。」

よし、じゃあ、そうする。

発車時刻を確かめて、改めてバス停に戻ると長蛇の列!

え?…乗れるのか、全員。

はらはらしながら順番を待つ。

6人分のチケットを購入する時点で、シニア割があることを知る。

ノルウェーのシニア割は67歳から。お、使えるメンバーがいるぞ。

バスはほぼ満席で、一番後ろの席だったけれど、シートに座ったら、ほっとして気が抜けた。

ベルゲンって、どんな街かなぁ。

→北欧の旅⑤へつづく

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Chikakoプロフィール

Chikako

金沢市在住。バラとコーヒーとコーギーが好き。
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