蒸し暑いなぁ・・・。
床が湿気でべたっとしていて、気持ちが悪い。
なんとなくだるいとか、なんとなくすっきりしないとか、不調を訴える人が増えているように思う。
今日、話した人も、モヤモヤが晴れないと言っていた。
私も、モヤモヤしていることがある。
厚い雨雲に覆われた空と連動するように、みんななにかしらモヤモヤしているのかしら。
さて、お片づけチャレンジの次の課題は壁。
壁そのものを撤去するというのではなく、壁にかかっているモノや貼り付けているモノがターゲット。
子どもが小さい頃は、あいうえお表や九九の表やことわざの日めくりや百人一首のカードなんかが、あちこちに貼ってあった。
でも今は、ほとんど何もない。
カレンダーが1階と2階にひとつずつ、あとは玄関の花の絵画くらいかな。
この絵画は、新築のお祝いにいただいた。
かれこれ25年間、我が家の玄関を見下ろしていたことになる。
う~~~~ん、これといって不満はないけれど、そろそろ変えてみるのもいいかもしれない。
絵画といえば、ずっと押し入れに仕舞ったままの絵がある。
長崎のグラバー邸。
私の母方の祖父が描いたものだ。
祖父は早稲田大学の理事を務めていたが、定年後は、スケッチしながら全国を旅して周りたいと思っていた。
来たるべき旅に備え、絵描きのトレードマーク、ベレー帽まで用意して。
63歳で退職し、さあ、これから思う存分描くぞ~~と意気込んでいたのに、64歳で他界。
唯一、完成させたのが、このグラバー邸の絵だった。
いわば遺作。
私がこの絵を初めて見たのは、中学生の頃だった。
絵のことはよく分からないけれど、好きだな・・・と思った。
祖父が描いたグラバー邸、いつか行ってみようと、幼心に誓った。
あれから何十年も経ったけれど、その誓いは未消化のまま。
映画『天外者』を観た時、グラバー邸が出てきて、行きたい気持ちが再燃した。
実は今年の6月にその機会が訪れそうになったが、コロナ自粛の影響でキャンセル。
ああ、口惜しや・・・。いつになったら実現するのかしら。
・・・って、行きゃあいいんだよね。
計画立てて、休みを取って、移動手段と宿泊の手配をして。
花の絵を下ろして、グラバー邸の絵を飾ってみた。
絵を目にする度に、そこにいる私をイメージングするから、実現が早まるんじゃないかな。
・・・というわけで、壁から断捨離するアイテムはなかったけれど、壁のおかげでグラバー邸に行く決心が固まった。(風が吹けば桶屋が儲かる・・・的な)😅
20日間頑張ったので、給水ポイントでひと休み。
マラソンしているより、休んでいる方が多いアタクシに、さらに休めと?
そしてその次は、めっちゃハードル高い『本』だって。