準備2日、ファスティング3日、回復食2日、計7日間のファスティングプログラムが終わった。
回復食2日間は、離乳食みたいな流動食で、3日目から固形物に移行する。
ファスティング回復食3日目 いよいよ固形物
固形食は6日ぶり。なにを食べようかな~~。
梅干し入りの小さなおむすび。サツマイモのお味噌汁。リンゴ。
まあ、最初はこんなところかな。
おむすびを囓った。
ゆっくりゆっくり噛んだ。
米の甘みがじわっと沁みてくる。
ご飯って、こんなに美味しかったっけ?
やるな、ひゃくまん穀(石川のブランド米)。
お昼は、納豆ご飯、具だくさん味噌汁、ほうれん草のおひたし。
納豆はパック半分にしておいた。
たいていお昼ご飯は、パンやお弁当を買ったり、残り物でちゃちゃっと済ませる。
昼食に自分だけのために、大根とニンジンとゴボウとタマネギと長ネギを切って、丁寧に味噌汁を作る・・・なんて、初めてじゃないかな。
いつもは誰かのための調理。今日は私のための調理。
なんだか新鮮な気分だった。
夕ご飯は品数を増やした。
サラダ、切り干し大根、ほうれん草のごま和え、粕汁、納豆ご飯、リンゴ。
量的に少ないのに、食べ過ぎたと感じるのは、これいかに。
胃がかなり小さくなっているようだ。
無理させないように、気をつけよう。
ファスティング中に気づいたこと
*体が乾燥する。
肌がいつもよりカサカサする。
手なんて、おばあさんの手のようにシワシワだ。
唇も乾いて、ひび割れてしまった。
あわててリップクリームで補修。
油を摂っていないからかなぁ。
*現代人は食べ過ぎ。
これは前のファスティングの時も思ったが、私たちは食べ過ぎだ。
生命維持に必要以上のカロリーを摂取している。
それはもはやエネルギー補給のための食事ではなく、エンターテイメント。
生きるためを遙かに超えて、楽しむため、つまり飢えを満たすためではなく、心を満たすために食べている。
もちろん楽しみのために、食べてることはあっていい。
日本人の食はとても豊かで、アートと言ってもいいくらいだ。
せっかくそんな国に生まれたのだから、その恩恵は目一杯活かせばいいと思う。
ただほどほどにね。
そんなに食べなくても、死にはしないと肝に銘じておこう。
*効率があがる(・・・気がする)
消化にエネルギーを使わない分、頭がクリアになるように思う。
体も軽いし、胃もたれもない。
食にまつわる活動が減るので、時間に余裕ができる。
その証拠に、ファスティング中は、掃除がはかどったし、毎日ブログの更新もできた。
体重とウエストの変化
今回のファスティングはダイエットではなく、リセットが目的だった。
とはいえ、やはり結果が数字で表れると嬉しいものだ。
体重は2.4キロ減、ウエストは4センチ減。
くびれが(あるかなきかだけど)できた!
ウエストではないけれど、みぞおちからおへそにかけてがフラットになったのが、すごく嬉しい。
上から見下ろして、前はおへそがよく見えなかったのに、今はちゃんと見えるよ。(o^^o)
体重計で測った内臓脂肪レベルも、レベル4からレベル3に下がった。
今後の食生活
【まごわやさしい】を基本に、動物性タンパク質も徐々に再開していく。
100兆個100種類あった腸内細菌は、3日のファスティングで100万分の1まで減っている。
善玉菌が増えるように、植物性の乳酸菌が摂れるような食事を心がけなければ。
食物繊維も大事だから、お野菜いっぱい。
お砂糖は控えめに。
そしてなによりも適量を知ること。
食べ物を欲しているのが、体なのか脳なのかを、しっかり見極めること。
ながら食べや口寂しくてつい・・・は、アカンね。
だけどご飯は楽しくなくちゃ!・・・と私は思う。
美味しい物を少しずつ、楽しく食事をできる相手と感謝していただく、これに尽きるんじゃないかな。
Chikakoのファスティング記録(2021年2月)