ハワイ島旅行記もついに最終回です。
4日間お世話になったオーシャンタワーの3099号室に別れを告げます。
広々として気持ちがよい部屋でした。
特にラナイが最高!
1日中でも、ぼーっと座っていたいような場所です。
そうそう、枕の下に、チップを忘れないように。
25年前は、25セント硬貨2枚が相場でしたが、今は2ドルくらいでいいのかな。
チェックアウトは至極簡単。
初日にクレジットカードを登録してあるので、ルームキーを返して、領収書をもらって、はい終わり。
トラムに乗って、受付棟に向かいます。
名残惜しいわ~~~。
空港まではタクシーを手配してもらっていました。
混載のシャトルは1人30ドル前後、タクシーは65ドルくらい…とのことなので、2人ならば、チップを入れても、料金はほぼ同じです。
YAGI Taxiのロバートさんが迎えにきてくれました。
日系のタクシー会社の社員かな…と思ったら、さにあらず。
ロバートさんは個人経営の社長でした。
しかもYAGIは、八木さんではなく、島中にいる野良ヤギにちなんでつけた名前。(なんで日本語?)
ヤギの絵がついたキャップも自作していました。
このロバートさん、日本語のトークが超絶面白い。
ロボットのような独特な喋り方ですが、ユーモアたっぷりで、人の好さがにじみ出ていました。
週5日筋トレをして、エレベーターは使わず、常に階段を上り下りします。
そうやってヒップアップしておけば、お嫁さんが見つかる…らしいです。
日本に留学して経済学を学んだけれど、今はタクシー運転してるよ…だって。
私たちが金沢から来たと告げると、「兼六園」や「武家屋敷」というレベルの高い単語がポンと口をついて出てきます。
お笑いの要素満点だけれど、かなりのインテリさんです。
まだ帰りたくない…と言う娘に、「ずっと居て。バイト、あげるよ」とリクルート。
コナ空港の職員にも「ロバートさんのタクシーで来たの?よかったね。」と言われたので、この辺りではかなりの有名人みたいです。
ロバートさんはタクシーツアーもやっています。
ご興味のある方は、連絡してみて下さいね。
絶対、面白いです。
コナ空港の、ハワイアン航空のチェックインカウンター。
相変わらずのオープンエア。
機械でチェックインして、荷物を預けます。
そして出国。
入国した時と同じく、あっという間に終わりました。
(さすがにX線のチェックはあった)
搭乗エリアも青空の下。
今日もいいお天気です。
そういえば、出発前は、毎日雨の予報でしたが、スコールはあったものの、連日いいお天気に恵まれました。
世界には13の気候帯がありますが、ハワイ島にはそのうち11の気候帯が存在します。
海辺は常夏なのに、マウナケア山頂は零度以下。
小さな島なのに高度によって、気候帯が変わり、植栽も生活スタイルも変わります。
たとえば海辺のリゾート地では暖房は不要ですが(1年を通して28度くらいなので冷房もいらない)、海抜850メートルのワイメアでは、家々に暖炉があります。
11の気候帯では天気も違うので、「ハワイ島の天気予報は当てにならないよ~~~」とロバートさんも言ってました。
搭乗のアナウンスとともに、フラダンスが始まります。
お見送りのフラなのでしょう。
本当に名残惜しい…。
また来るね。ありがとう。
ハワイ島旅行記2020年3月、終ります。長々とお読みいただき、ありがとうございました。
⇒①いろいろ迷いもあったけれど、仕事も家事も休みをとってハワイ島に来ました
⇒②ヒルトン・ワイコロア・ビレッジにチェックイン お部屋紹介
⇒④島内観光前半 オーラの洞窟→ワイピオ渓谷→ホノカア→アカカの滝
⇒⑥トロリーに乗ってクイーンズ・マーケットプレイスに行きました
⇒⑦ワイコロアのドラマチックな夕陽とBoat Landing Cantinaでタコス
⇒⑨最後の晩餐は夕陽が見えるレストラン・ヌイで、アメリカンサイズにたじたじ